一台のディレイで様々なディレイサウンドを楽しみたいけど、多機能なディレイ・ペダルのおすすめを教えて！
それなら、7種類もの音色＋ルーパーを搭載した多機能ディレイ「TC Electronic / Flashback 2 ディレイ」がオススメだよ！
こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。
一台のディレイで様々なディレイサウンドを作りたい場合ってありますよね。
今回はそんなギタリストさんにおすすめの、7種類もの音色＋ルーパーを搭載した多機能ディレイ「TC Electronic / Flashback 2 ディレイ」をご紹介します！
特に『オリジナルのディレイサウンドをプリセットしたい』『多彩な音色のディレイサウンドを楽しみたい』『飛び道具的にディレイを使いたい』という方には、オススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「TC Electronic / Flashback 2 ディレイ」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！
ブランド / メーカーについて
TC Electronic
TC Electronicは1976年の創業の、オーディオ・プロセッサーとミュージシャンに向けたエフェクターの研究開発、製造、及び販売を行っているメーカーです。
デジタルディレイの金字塔であるTC2290やハイエンドリバーヴM5000の他、高品質なギター/ベース用ペダルエフェクト等、その卓越した技術と創造性に富む優れた製品をラインナップしています。
Flashback 2 ディレイってどんなエフェクター？
出典：Amazon
7つのディレイタイプ＋Loop機能を搭載
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、デジタルディレイの名機「TC2290」やリバースディレイなど、 TC Electronicの伝説的ディレイサウンドを7種類搭載した、多機能なディレイ・ペダルです。
7種類の他にも、オーバーダブ可能なルーパー機能も搭載しており、またアプリと連動したTonePrint 機能を使うことで 、更に50種類以上のディレイ・サウンドやコーラスを使用できるなど、幅広く柔軟な使い方ができるペダルです。
ディレイとは
ディレイは、やや遅れてギターの音が返ってくる「山びこ効果」によって音に広がりを持たせるエフェクターです。大きく分けて「アナログ・ディレイ」「デジタル・ディレイ」の2種類に分類することができます。
「アナログ・ディレイ」は細かい設定はできないものの、クラシック・ロックなどには欠かせない味わいがあり、「デジタル・ディレイ」は細かい設定が可能なため、現代的なロックやポップスのトリッキーな楽曲には必須のエフェクターとも言えます。
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その他、感圧センサーのついたMASH機能や、アナログ・ドライスルー仕様によって音質劣化やタッチの遅延などが発生しないなど、数多くの機能があります。
スペックや価格について
TC Electronic / Flashback 2 ディレイのスペックや価格の情報です（2023年9月28日現在）。
| ブランド名 | TC ELECTRONIC |
| 価格 | 25,000円前後 |
| 電源 | 9V電池 or 9 V DCセンターマイナス（共に別売り） |
| 消費電流 | 300 mA |
| サイズ | 74(W)×50(H)×122(D)mm |
| 重量 | 330g |
注：2023年9月28日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
TC Electronic / Flashback 2 ディレイの中古価格相場の情報です（2023年9月28日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
| デジマート | 12,000円～15,000円前後 |
| ヤフオク | 10,000円前後 |
注：2023年9月28日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
主な使用アーティスト
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- グレアム・コクソン（ブラー）
- マーク・レッティエリ（Snarky Puppy The Fearless Flyers）
- 川谷絵音（ゲスの極み乙女。）
音の特徴について
コントロール部
| DELAY | ディレイタイムを調整できます |
| LEVEL | ドライ音とエフェクト音のミックスを調整できます |
| FEEDBACK | ディレイの反復回数を調整できます |
7種類もの音色＋ルーパーを搭載している！
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、個性的な7種類ものディレイサウンドと、更にルーパーまで搭載した多機能なディレイ・ペダルです。
それぞれのディレイの音色は定番から個性的なものまで揃っているので、演奏する楽曲に合わせてぴったりのものを見つけることができると思います。
自分好みのサウンドをプリセットできる
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、TONE PRINTスロットを利用して好きなディレイサウンドをプリセットしておくことができます。
TONE PRINTとは、TC electronic独自の機能で、インターネット上に公開されているディレイサウンドのプリセットをダウンロードできる機能です。
また、専用のソフト（Tone Print Editor)を使って、自分だけのオリジナルディレイを、1から細かく設定、構築することもできます。
本機ではあまり使う機会はないですが、ルーパーまでついているってすごいですね。ちょっとしたひとり遊びに最適です。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、ノイズは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
音痩せについて
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、アナログ・ドライスルー仕様になっているので、音痩せは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
主な使い方や音作りのコツ
MASH機能で飛び道具的に使う
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、MASH機能で飛び道具的に使うのも面白いと思います。
MASH機能とは、スイッチの踏み込みの強弱で効果の変化をつけられる、感圧式フットスイッチのことで、ディレイ音を引き伸ばしたり、ピッチを変化させたりと今までにない効果が楽しめます。
タップテンポ機能を使いたおす
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、タップテンポ機能を使うことができるので、楽曲に合わせて幻想的なディレイサウンドを作ることができると思います。
本来は外付けスイッチで操作を行うのですが、最近のファームウェアアップデートで、外付けスイッチ無しでもタップテンポが使えるようになりました（その場合、MASH機能は使えなくなります）。
実際の音色の動画
ギターの音作りも大事ですが、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切ですよね。個人練習もいいですが、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達しますよ！
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デメリットと感じるポイント
TC Electronic / Flashback 2 ディレイのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- 設定が初心者には難しい
- マッシュ機能を使うとタップテンポが本機で使えない
- モードを切り替えるとディレイタイムも変化する
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
そのほかの定番ディレイ・ペダル
ディレイには、押さえておきたい＋おすすめの定番ペダルがあります。代表的なものをいくつかご紹介しますね。
BOSS / DD-3T
出典：Amazon
BOSS / DD-3T デジタル・ディレイは、86年の発売以来、ロングセラーを続ける超定番モデル「DD-3」のサウンドとシンプルな操作性はそのままに機能性を強化したエフェクターです。
ディレイ・タイムは12.5msから800msまで、3つのタイム・レンジから簡単にセッティングが可能で、本体スイッチ、もしくは外部フットスイッチによるタップ・テンポ入力が可能になっているのが大きな特徴です。
また、ダイレクト・アウト端子はアウトプット端子側にレイアウト。ダイレクト／エフェクト音を個別で出力する際の接続がよりスムーズに行えるようになっているのも、嬉しいポイントです。
BOSS / DM-2W
出典：Amazon
BOSS / DM-2Wは、BBD（遅延素子）によって生み出されるアナログならではの暖かいディレイ音により、1984年の生産完了以降も世界中のプレイヤーを魅了し続けている、BOSSコンパクトディレイ・ペダルの第一号機DM-2の復刻＋バージョンアップ版です。
オリジナルDM-2のマイルドなディレイ音を再現するスタンダード・モードと、現代の音楽スタイルにも対応するカスタム･モードを搭載しているのが大きな特徴で、アナログの暖かみと、クリアーさを両立した革新的なディレイ･サウンドを創り出すことが可能です。
MXR / Carbon Copy
出典：Amazon
MXR / Carbon Copy アナログ・ディレイは、MXR製品の中でも最も人気の高いロングセラーのアナログディレイです。
これまでに数多くのトップギタリストが使用してきたことからも、音質についてはお墨付きです。シンプルな操作系統となっているので、初心者でも非常に扱いやすいペダルというのも特徴の一つです。
音色はデジタルには再現不可能なリアルで暖かみのあるサウンドで、自然で「ちょうど良いディレイ・サウンド」となっています。
まとめ：Flashback 2 ディレイはこんな人にオススメ！
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- オリジナルのディレイサウンドをプリセットしたい
- 多彩な音色のディレイサウンドを楽しみたい
- 飛び道具的にディレイを使いたい
というところでしょうか。
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、少し操作に慣れる必要があるかもしれませんが、ものすごく多機能なので、使い込めれば無限に遊ぶことができる、コスパ高いペダルだと感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！
とにかくTONE PRINT機能がすごいです。随時アップデートされているので、本当に自分好みのサウンドを見つけることができます！
