こんな人におすすめ
- シンプルで使いやすいディレイが欲しい
- デジタルでも温かみのあるディレイを探している
- ディレイにタップテンポ機能は必須

今回は、温かみのあるトーンとシンプルな操作性を持つ名器「BOSS / DD-3T デジタル・ディレイ」をご紹介します!
こんにちは!管理人のトーイです。
今回は、温かみのあるトーンとシンプルな操作性を持つデジタル・ディレイ「BOSS / DD-3T」をご紹介したいと思います。
特に『シンプルで使いやすいディレイが欲しい』『デジタルでも温かみのあるディレイを探している』『ディレイにタップテンポ機能は必須』という方には、オススメできるエフェクターだと思います。
それではさっそく「BOSS / DD-3T」をご紹介していきましょう!
ブランド / メーカーについて

BOSS
BOSSは元々rolandのグループ会社として、1976年に世界初のコーラスペダルCE-1を発表した老舗エフェクターブランドです。1977年には、世界初のオーバードライブペダルにして、今でも多くのギタリストに愛されているOD-1を発表するなど、常に時代のニーズに対応し、進化しているエフェクターブランドです。
DD-3Tってどんなエフェクター?

出典:Amazon
DD-3のサウンドと操作性はそのままに機能性を強化したモデル
BOSS / DD-3T デジタル・ディレイは、86年の発売以来、ロングセラーを続ける超定番モデル「DD-3」のサウンドとシンプルな操作性はそのままに機能性を強化したエフェクターです。
ディレイ・タイムは12.5msから800msまで、3つのタイム・レンジから簡単にセッティングが可能で、本体スイッチ、もしくは外部フットスイッチによるタップ・テンポ入力が可能になっているのが大きな特徴です。
また、ダイレクト・アウト端子はアウトプット端子側にレイアウト。ダイレクト/エフェクト音を個別で出力する際の接続がよりスムーズに行えるようになっているのも、嬉しいポイントです。
ディレイとは
ディレイは、やや遅れてギターの音が返ってくる「山びこ効果」によって音に広がりを持たせるエフェクターです。大きく分けて「アナログディレイ」「デジタルディレイ」の2種類に分類することができます。
「アナログディレイ」は細かい設定はできないものの、クラシックロックなどには欠かせない味わいがあり、「デジタルディレイ」は細かい設定が可能なため、現代的なロックやポップスのトリッキーな楽曲には必須のエフェクターとも言えます。
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スペックや価格について

BOSS / DD-3Tのスペックや価格の情報です(2023年2月21日現在)。
価格 | 18,000円前後 |
---|---|
電源 | 9V電池、ACアダプター(別売) |
消費電流 | 45mA |
端子 | INPUT, OUTPUT, DIRECT OUT, TEMPO, DC IN |
寸法 | 73(W)×59(H)×129(D)mm |
重量 | 420g(乾電池含む) |
注:2023年2月21日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
音の特徴について
コントロール部

E.LEVEL | マスターボリュームを調整できます |
---|---|
FEEDBACK | ディレイ音の返り具合を調整できます |
TIME | 細かなディレイタイムを調整できます |
MODE | おおまかなディレイタイムを決めることができます |
温かみのあるトーンとシンプルな操作性
BOSS / DD-3T デジタル・ディレイは、名器「DD-3」の温かみのあるトーンと、シンプルな操作性を引き継いでおり、多くのプレイヤーより支持され続けています。
また、新たに追加されたタップ・テンポ機能により、演奏中でも足元の操作だけでディレイ・タイムの変更が可能になっています。このことにより、常に楽曲やプレイ・スタイルに合ったリズミカルなディレイを得ることができます。
SHORT LOOP機能がついている
BOSS / DD-3T デジタル・ディレイは、最大800msのフレーズをループ再生し、それにあわせて演奏することができるHOLD機能が搭載されています。簡単なルーパーとして使用することも可能です。
実際の音色の動画

これぞBOSSのディレイサウンド!という感じですね。僕を含めて好きな人にはたまらない音色だと思います。
主な使い方や音作りのコツ

タップテンポ機能を使う
BOSS / DD-3Tは、ペダルを2秒間踏み続けると、タップテンポモードがオンになり、この状態でペダルをタップすることでディレイタイムが設定できる機能が追加されているので、簡単に曲によってディレイタイムを変更することができます。なお、外部コントロールペダルを別途つなぐことでも同様の設定は可能です。

曲によってディレイタイムを変更したいときには、本当に便利な機能です。僕にとってはかなり重要ですね。
デメリットと感じるポイント

BOSS / DD-3Tのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- タップテンポを使うには長押しする必要がある
- 価格がやや高い
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
まとめ:DD-3Tはこんな人にオススメ!

BOSS / DD-3Tはこんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- シンプルで使いやすいディレイが欲しい
- デジタルでも温かみのあるディレイを探している
- ディレイにタップテンポ機能は必須
「BOSS / DD-3T」は、簡単な操作で本格的な温かみのあるディレイサウンドを楽しめるエフェクターです。使ってみたことがない方は、ぜひ一度試してみてください!

BOSSのディレイサウンドは定番中の定番だと思うので、最初の一台としてもおすすめです!