こんな人におすすめ
- ブルースロックが大好き
- 幅広いジャンルで使える歪みは?
- 初心者でも使いやすいオーバードライブは?

今回は数多くのアーティストが愛するオーバードライブ「TS808」をご紹介します!
こんにちは!管理人のトーイです。今回は数多くのアーティストが愛するオーバードライブ「Ibanez / Tubescreamer Overdrive Pro TS808」」をご紹介したいと思います。
Ibanez / Tubescreamerシリーズは、「ブルースロックを愛している!」「幅広いジャンルで使える歪みは?」「初心者でも使いやすい定番のオーバードライブを知りたい!」という方にはおすすめのペダルです。
それではさっそく「Ibanez / Tubescreamer Overdrive Pro TS808」を、一緒に勉強していきましょう!
ブランド / メーカーについて

Ibanez
Ibanezは、メイド・イン・ジャパンのギター・エフェクターブランドで、HR/HM志向モデル「RG」や「S」/ギターボーカルに訴える「ROADCORE」シリーズ/アーチトップ「ARTSTAR」シリーズといったエレキギター、「AE」などのアコースティックギター、アンプやエフェクターなど幅広いラインナップを展開しています。
また、エフェクターでは定番オーバードライブ「チューブスクリーマー」を筆頭に、後継モデルや、近年ではミニサイズ・シリーズのペダルをリリースしています。
TS808ってどんなエフェクター?

オーバードライブという種類のエフェクター
オーバードライブは、比較的やさしく暖かみのある歪んだ音がするエフェクターです。どんな音楽のジャンルでも使用できるのが特徴で、シンプルに歪んだ音が欲しい時や、ギターソロ時に音を大きくする目的で使われることが多いです。
また、コンパクト・エフェクター(ペダル)の中でも最もラインナップが多く種類が豊富なのが、オーバードライブ・エフェクターです。機種によって、激しく歪むものからナチュラルに歪むものまで、とても幅も広いので、いわゆる「エフェクター沼」にハマりやすいです(苦笑)。
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伝説のエフェクターの復刻版
「Ibanez / Tubescreamer Overdrive Pro TS808」は、元々は星野楽器が販売していたオーバードライブペダルMAXONのシリーズで、1970年代に海外で販売されたTubescreamer Overdrive Pro TS808の再生産版です。
2014年に35周年を迎えたチューブスクリーマーは今でも世界中のギタリストから愛されています。チューブスクリーマーの粘りのある中音域の歪みを愛してやまない人達にとって、この再生産は嬉しいですね。
主な使用アーティスト

TS808は、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- スティーヴィー・レイ・ヴォーン
- エリック・ジョンソン
- ジョン・メイヤー

歴史的ギタリストから、オルタナ系アーティストまで幅広いミュージシャンに愛されている印象ですね!
スペックや価格について

「Ibanez / Tubescreamer Overdrive Pro TS808」のスペックや価格の情報です(2022年12月1日現在)。
価格 | 13,000円前後 |
---|---|
電源 | 006P(1個)、ACアダプター(別売) |
消費電流 | 8mA(DC9V) |
端子 | 入力、出力、ACアダプター |
寸法 | 76(W)×51(H)×152(D)mm |
重量 | 約453g |
注:2022年12月1日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
ツマミについて

LEVEL | 音量を調整できます |
---|---|
TONE | 音色を調整できます |
OVERDRIVE | 歪みの量を調整できます |
音の特徴について

ポップスからハードロックまで幅広く対応できる
「Ibanez / Tubescreamer Overdrive Pro TS808」は、ポップスからハードロックまで幅広く対応できるウォーミーな音色が特徴です。特にイコライザーやアンプと組み合わせることによって、その実力をさらに発揮できます。
同じチューブスクリーマーのシリーズで有名なTS9に比べると、若干ゲインが低く中音域にまとまった感じが強いのが特徴で、真空管をドライブさせたような温かみのある音色です。
数多くの名ギタリストが愛用
「Ibanez / Tubescreamer Overdrive Pro TS808」は、80年代初頭に海外で発売され、以降世界中の多くのミュージシャンに愛され続けてきたエフェクターです。スティヴィー・レイヴォーンをはじめとして、エリック・ジョンソンやマイケル・ランドゥ等、当時のオリジナルモデルを使用していたミュージシャンは数多くいます。

現在だとジョン・メイヤーなどもTS808を使っていますね。僕は大ファンなので、真似して使っています(笑)
デメリットと感じるポイント

TS808のデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- メタルなどのハードな歪みはでない
- 低域がやや物足りない気もする
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
主な使い方や音作りのコツ

シンプルにメインの歪みとして使う
「TS808」は、歪みの質がしっかりしているので、メインの歪みとして使うのがオススメです。特に、ブルースロックなどクランチ寄りの音作りや、ポップスでのギターソロなど、使える用途はとても多いと思います。
クリーンブースターとして使う
「TS808」は、コントローラーはOVERDRIVE、TONE、LEVELとシンプルな設計になっているので、初心者でも扱いやすいのが特徴です。特にTONEの可変幅が大きく、その分ギタリストの演奏のニュアンスが伝わりやすいくなります。また音質がまろやかなので、クリーンブースターとして利用していいと思います。
実際の音色の動画

ピッキングの強さで歪みのニュアンスを変えることができるので、弾いていてとても楽しいエフェクターだと思います!
TS808はこんな人にオススメ

TS808は、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
ポイント
- ブルースロックなどで、クランチ気味の音作りをしたい
- シンプルな操作で歪みを作りたい
- 中域があるまろやかな歪みが好き
記事のまとめ

TS808について、特徴や使い方などをまとめてみると
ここがポイント
- ポップスからハードロックまで幅広く対応できる
- 中音域がふくよかでマイルドな歪み
- シンプルなツマミで音作りしやすい
ということでしょうか。「Ibanez / Tubescreamer Overdrive Pro TS808」はオーバードライブの名作と言っていいエフェクターだと思います。使ってみたことがない方は、ぜひ一度試してみてください!

TS808の音は「TS系」などと呼ばれて、オーバードライブの歪みの指標になることも多いので、一度は使いたいエフェクターですね!