エフェクターの種類について知りたい
空間系エフェクターを知りたい
バンドサウンドに馴染むエフェクターを使いたい

マーくん
今回はギターの音色をワンランクアップする「空間系」エフェクターをご紹介します!
こんにちは!管理人のマーくんです。エフェクター講座 第5回目は、「エフェクターの種類:空間系」というテーマで解説していきたいと思います。
空間系エフェクターとは、ざっくりというと「音に空間的な広がりを加える」ためのエフェクターです。大きく分けると リバーブ、ディレイの2種類があります。種類によってそれぞれ特徴があるので詳しく説明していきますね。
空間系エフェクターとは
空間系エフェクターとは「音に空間的な広がりを加える」ためのエフェクターです。 「空間」とはなんぞや?というと、カラオケでよくあるエコーのような音の反響(残響)や、やまびこの 『ヤッホー』 「ヤッホー」 「ヤッホー」... といった音の反復などをここでは指しています。特にリバーブは、アンプにもついているものが多いですね。
リバーブ
リバーブは、カラオケのエコーのような音の反響(残響)の効果を得ることができるエフェクターです。小さいスタジオでも、広いホールで音を出しているかのような残響感を得られるので、ある意味浸れるエフェクターです(笑)また、リバーブにはスプリングリバーブ、プレートリバーブなどの多くの種類があります。それぞれに反響の質が変わるといった特徴があります。
リバーブの使い方
リバーブの使い方は大きく分けて「常時かけっぱなしにして、バンドサウンドに馴染むようにする」使い方と「ソロなどの時にONにして音に広がりを持たせる」という2種類がメインかと思います。そのほか、ベンチャーズのようなサーフサウンドには深くリバーブをかけて使ったりしますね。
リバーブの音色
代表的なエフェクター:BStrymon Big Sky
ディレイ
ディレイは、やや遅れてギターの音が返ってくる「山びこ効果」によって音に広がりを持たせるエフェクターです。大きく分けて「アナログディレイ」「デジタルディレイ」の2種類に分類することができます。
「アナログディレイ」は細かい設定はできないものの、クラシックロックなどには欠かせない味わいがあり、「デジタルディレイ」は細かい設定が可能なため、現代的なロックやポップスのトリッキーな楽曲には必須のエフェクターとも言えます。
ディレイの使い方
ディレイがよく使われる方法は、リバーブと同じように常時かけっぱなしにして音に厚みや広がりを持たせて、バンドサウンドに馴染ませるような使い方と、もう一つはディレイタイムを細かく設定することによって、2本のギターが同時になっているように聞かせたり、U2のギタリスト、The Edgeのように付点8分のアルペジオでトリッキーなサウンドを作り出したりする方法です。
ディレイの音色
代表的なエフェクター:BOSS DD-8 Digital Delay

マーくん
僕はソウル系のバンドをしているのですが、リバーブは必須ですね。ないととても寂しいサウンドになります(苦笑)
今回は「エフェクターの種類 / 空間系」編として「リバーブ」「ディレイ」の2種類を特集しました。まだまだ紹介しきれない部分もありますが、簡単な特徴と使い方をご紹介しました。初心者の方は、これだけ押さえていればOKだと思います。
空間系エフェクターとは「音に空間的な広がりを加える」ためのエフェクター
リバーブはエコーのような音の反響(残響)の効果を得ることができるエフェクター
ディレイは「山びこ効果」によって音に広がりを持たせるエフェクター
どのエフェクターもボードにひとつあるととても役に立つエフェクターです。あるとないのでは、かなりギターサウンドに差が出てくるので、是非トライしてみてください!