こんな人におすすめ
- 定番のディレイを探している
- 暖かいディレイサウンドが好き
- シンプルな操作感のディレイが欲しい

今回は、発売時からロングセラーを続けるコンパクト・アナログ・ディレイの決定版「MXR Carbon Copy アナログ・ディレイ」をご紹介します!
こんにちは!管理人のトーイです。
今回は、発売時からロングセラーを続けるコンパクト・アナログ・ディレイの決定版「MXR Carbon Copy アナログ・ディレイ」をご紹介したいと思います。
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは「定番のディレイを探している」「暖かいディレイサウンドが好き」「シンプルな操作感のディレイが欲しい」といった人にはおすすめのエフェクターだと思います。
それではさっそく「MXR Carbon Copy アナログ・ディレイ」をご紹介していきましょう!
ブランド / メーカーについて

MXR
MXRは、創業は1972年にニューヨーク州西部ロチェスターに設立された、最古参のひとつに数えられるエフェクターのメーカーです。初期の頃はオーディオ用品の修理事業などをメインとして業務を行っていましが、その後エフェクター制作を始め、「M102 DYNA COMP 」をはじめ、現在でも多くのギタリストに愛される名作エフェクターを数多く発表しています。
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイってどんなエフェクター?

出典:Amazon
ロングセラーのアナログディレイ
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、MXR製品の中でも最も人気の高いロングセラーのアナログディレイです。これまでに数多くのトップギタリストが使用してきたことからも、音質についてはお墨付きです。シンプルな操作系統となっているので、初心者でも非常に扱いやすいペダルというのも特徴の一つです。
音色はデジタルには再現不可能なリアルで暖かみのあるサウンドで、自然で「ちょうど良いディレイ・サウンド」となっています。
ディレイとは
ディレイは、やや遅れてギターの音が返ってくる「山びこ効果」によって音に広がりを持たせるエフェクターです。大きく分けて「アナログディレイ」「デジタルディレイ」の2種類に分類することができます。
「アナログディレイ」は細かい設定はできないものの、クラシックロックなどには欠かせない味わいがあり、「デジタルディレイ」は細かい設定が可能なため、現代的なロックやポップスのトリッキーな楽曲には必須のエフェクターとも言えます。
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スペックや価格について
MXR / M169 アナログ・ディレイのスペックや価格の情報です(2023年3月30日現在)。
メーカー | MXR |
---|---|
価格 | 22,000円〜24,000円前後 |
電源 | 9V電池、ACアダプター |
消費電流 | 26mA |
端子 | 入力、出力、ACアダプター |
寸法 | 112(D)×60(W)×34(H)mm |
重量 | 410g |
注:2023年3月30日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
MXR / M169 アナログ・ディレイの中古価格相場の情報です(2023年3月30日現在)。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
デジマート | 12,000円前後 |
ヤフオク | 10,000円前後 |
注:2023年3月30日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
主な使用アーティスト
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- ジョン・フルシアンテ
- ジョン・メイヤー
- ビリー・ジョー・アームストロング(グリーンデイ)
音の特徴について
コントロール部

REGEN | 繰り返しの回数(FEEDBACK)を調整できます |
---|---|
DELAY | ディレイタイムを調整できます |
MIX | ディレイ音の音量を調整できます |
MOD | ディレイ音にコーラスがかかります |
シンプルで使いやすい設計
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、シンプルな操作系統となっているので、初心者でも非常に扱いやすいペダルです。デジタルには再現不可能なリアルで暖かみのあるサウンドで、自然で「ちょうど良いディレイ・サウンド」となっています。これまでに数多くのトップギタリストが使用してきたことからも、音質についてはお墨付きです。
モジュレーションモードを搭載
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイの最大の特徴は、モジュレーションモードを搭載していることです。このことにより、カーボン・テープを使用したテープ・エコー風のサウンドが得られます。クラシック・ロックなどにピッタリの暖かみのあるディレイサウンドです。

つまみの名称に少し馴染みがないかもしれませんが、直感でも扱いやすいと思います。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、ノイズは少ないかと思いますが、アナログディレイ特有の発振音がでる(出せる)ことがあります。これは奏法の一部としても使えるので、問題ないかと思います。
音痩せについて
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、やや細くなるという人もいるのですが、個人的には音痩せはそれほど気にならないかと思います。ちなみにスルー音はトゥルーバイバス仕様になっています。
主な使い方や音作りのコツ

リードプレイで使用する
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイのディレイタイムは、アナログとしては驚異の最大600msまでのロング・ディレイが可能なので、リードプレイでのエコーで煌びやかに使用すると威力を発揮します。ギターソロの時など、奥行きと広がりのあるサウンドを得ることができます。
アルペジオプレイで使用する
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイの、もうひとつのおすすめ使用方法は、MODスイッチを使ってアルペジオに薄くかける方法です。広がりのある幻想的なサウンドになると思います。
実際の音色の動画

ロングセラーというだけあって、とても自然で扱いやすそうなサウンドですねー。
デメリットと感じるポイント

MXR Carbon Copy アナログ・ディレイのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- 音色のバリエーションが少ない
- タップテンポ機能がない
- 細かく音を作り込めない
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
まとめ:MXR Carbon Copy アナログディレイはこんな人にオススメ!

MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- 定番のディレイを探している
- 暖かいディレイサウンドが好き
- シンプルな操作感のディレイが欲しい
といったところでしょうか。MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、シンプルな設計ながらも、しっかりとおいしいディレイサウンドを得ることができるペダルだと思います。初心者の方はもちろん、ディレイサウンドに興味がある方はぜひトライしてみてください!

現代的なデジタル・ディレイのようなクリアさはないですが、使い始めると独特の温かみがあり、癖になるサウンドです!