アナログ・ディレイの音が好きなんだけど、定番以外で少し変わったペダルってないかな？主にギターソロの時に使うんだけど。
それなら、少し音色に特徴のあるアナログ・ディレイ、「エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOY」がオススメだよ！
こんにちは！管理人のトーイです。
今回は、少し音色に特徴のあるアナログ・ディレイ、「エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOY」をご紹介します！
特に『アナログ・ディレイの音色が好き』『少し音色に特徴のあるディレイが欲しい』『ディレイをブースター的にも使いたい』という方には、オススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOY」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！
ブランド / メーカーについて
エレクトロハーモニクス
Electro Harmonix（エレクトロ・ハーモニクス）は、1968年マイク・マシューズによって創設されたエフェクター・ブランドです。
アメリカとロシアに本拠地がある世界有数の歴史あるエフェクター・ブランドのひとつとして知られています。
これまでにファズをはじめとして、ディレイ、鍵盤エミュレートなど、幅広いジャンルで独自性の高いエフェクターをリリースしています。
MEMORY TOYってどんなエフェクター？
出典：Amazon
最長550msのアナログならではの温かみあるディレイ
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYは、1970年代の初めの初代Memory Manを皮切りに、無数のトッププレイヤーが愛用するアナログディレイの金字塔、Deluxe Memory Manまで、エレクトロ・ハーモニクスが作り出してきた名作ディレイの流れを受け継ぐ、コンパクトサイズのアナログ・ディレイです。
最長550msの、アナログならではの温かみあるディレイに、MODスイッチでON/OFFできるコーラス機能も搭載しており、深みと奥行きがあるトーンが特徴のペダルです。
ディレイとは
ディレイは、やや遅れてギターの音が返ってくる「山びこ効果」によって音に広がりを持たせるエフェクターです。大きく分けて「アナログ・ディレイ」「デジタル・ディレイ」の2種類に分類することができます。
「アナログ・ディレイ」は細かい設定はできないものの、クラシック・ロックなどには欠かせない味わいがあり、「デジタル・ディレイ」は細かい設定が可能なため、現代的なロックやポップスのトリッキーな楽曲には必須のエフェクターとも言えます。
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少しレトロな筐体もデザインもかっこいいですよね。いかにもアナログ・ディレイ！という雰囲気で好きです。
スペックや価格について
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYのスペックや価格の情報です（2023年9月29日現在）。
| ブランド名 | ELECTRO-HARMONIX |
| 価格 | 18,000円前後 |
| 電源 | 9V DCアダプター、9V電池 |
| サイズ | 72mm(W) x 110mm(D) x 50mm(H) |
| 重量 | 240g |
注：2023年9月29日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYの中古価格相場の情報です（2023年9月29日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
| デジマート | 10,000円～12,000円前後 |
| ヤフオク | 6,000円～8,000円前後 |
注：2023年9月29日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
主な使用アーティスト
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- コナン・モカシン
- ショーン・レノン
- アンノウン・モータル・オーケストラ
音の特徴について
コントロール部
| DELAY | ディレイタイムを調整できます |
| BLEND | 原音とディレイ音のミックスバランスを調整できます |
| FEEDBACK | ディレイのリピート回数を調整できます。上げ続けると発振し、下げるとリバーブのような効果になります。 |
| MOD | コーラスに似たスローモジュレーションをオン/オフできます。 |
エレハモが作り出した名機ディレイの流れを組むペダル
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYは、アナログディレイの金字塔であるDeluxe Memory Manの流れを組む100%アナログ回路のディレイ・エフェクターです。
ツマミはシンプルに3つのみで、温かみのあるアナログ・ディレイながらもクリアなディレイ音が特徴です。
MODスイッチでコーラスを追加できる
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYは、コーラスを加えるMODスイッチを搭載しているのが大きな特徴です。スイッチをオンにすると、名器「Deluxe Memory Man」のコーラスサウンドを得ることができます。
MODスイッチとFEEDBACKをうまく使うと、奥行きのあるサウンドを作ることができると思います。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
エレクトロ・ハーモニクス/ MEMORY TOYは、ノイズは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
音痩せについて
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYは、トゥルーバイパス設計になっているので、音痩せは少ない方だと思いますが、ONにした時に音量が上がります。なので、使用方法には少し注意が必要そうですね。
主な使い方や音作りのコツ
ブースター的にギターソロで使用する
エレクトロ・ハーモニクス/ MEMORY TOYは、スイッチをONにすると音量が上がる傾向があるので、ギターソロ時にブースター的に使用すると威力を発揮します。エコーで煌びやかに、奥行きと広がりのあるサウンドを得ることができます。
アルペジオプレイで使用する
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYの、もうひとつのおすすめ使用方法は、MODスイッチを使ってアルペジオに薄くかける方法です。広がりのある幻想的なサウンドになると思います。
実際の音色の動画
ギターの音作りも大事ですが、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切ですよね。個人練習もいいですが、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達しますよ！
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デメリットと感じるポイント
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- MODを入れるとピッチが上がる傾向がある
- ONにすると音量が上がる
- 細かく音色を作り込めない
というところでしょうか。いずれもアナログ・ディレイ特有の傾向と言えるかもしれません。よければ参考にしてみてくださいね。
そのほかの定番ディレイ・ペダル
ディレイには、押さえておきたい＋おすすめの定番ペダルがあります。代表的なものをいくつかご紹介しますね。
BOSS / DD-3T
出典：Amazon
BOSS / DD-3T デジタル・ディレイは、86年の発売以来、ロングセラーを続ける超定番モデル「DD-3」のサウンドとシンプルな操作性はそのままに機能性を強化したエフェクターです。
ディレイ・タイムは12.5msから800msまで、3つのタイム・レンジから簡単にセッティングが可能で、本体スイッチ、もしくは外部フットスイッチによるタップ・テンポ入力が可能になっているのが大きな特徴です。
また、ダイレクト・アウト端子はアウトプット端子側にレイアウト。ダイレクト／エフェクト音を個別で出力する際の接続がよりスムーズに行えるようになっているのも、嬉しいポイントです。
BOSS / DM-2W
出典：Amazon
BOSS / DM-2Wは、BBD（遅延素子）によって生み出されるアナログならではの暖かいディレイ音により、1984年の生産完了以降も世界中のプレイヤーを魅了し続けている、BOSSコンパクトディレイ・ペダルの第一号機DM-2の復刻＋バージョンアップ版です。
オリジナルDM-2のマイルドなディレイ音を再現するスタンダード・モードと、現代の音楽スタイルにも対応するカスタム･モードを搭載しているのが大きな特徴で、アナログの暖かみと、クリアーさを両立した革新的なディレイ･サウンドを創り出すことが可能です。
MXR / Carbon Copy
出典：Amazon
MXR / Carbon Copy アナログ・ディレイは、MXR製品の中でも最も人気の高いロングセラーのアナログディレイです。
これまでに数多くのトップギタリストが使用してきたことからも、音質についてはお墨付きです。シンプルな操作系統となっているので、初心者でも非常に扱いやすいペダルというのも特徴の一つです。
音色はデジタルには再現不可能なリアルで暖かみのあるサウンドで、自然で「ちょうど良いディレイ・サウンド」となっています。
TC Electronic / Flashback2
出典：Amazon
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、デジタルディレイの名機「TC2290」やリバースディレイなど、 TC Electronicの伝説的ディレイサウンドを7種類搭載した、多機能なディレイ・ペダルです。
7種類の他にも、オーバーダブ可能なルーパー機能も搭載しており、またアプリと連動したTonePrint 機能を使うことで 、更に50種類以上のディレイ・サウンドやコーラスを使用できるなど、幅広く柔軟な使い方ができるペダルです。
まとめ：MEMORY TOYはこんな人にオススメ！
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- アナログ・ディレイの音色が好き
- 少し音色に特徴のあるディレイが欲しい
- ディレイをブースター的にも使いたい
というところでしょうか。
エレクトロ・ハーモニクス / MEMORY TOYは、少し音に特徴があって扱いにくい点もありますが、人とは少し違ったオリジナルのディレイサウンドを探している人には、おすすめのペダルです。
最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！
エレハモのディレイは好きな人には堪らない音色だと思いますね。使ったことがない方は、一度試してみて欲しいです！
