こんな人におすすめ
- いろいろなディレイモードを使いたい
- タップテンポでディレイタイムを操作したい
- 拡張性が高いディレイを探している
今度のライブで演奏する曲なんだけど、それぞれディレイ効果を使い分ける必要が出てきて。。コンパクトなペダルでなんとか解決できないかなあ？
それなら、多彩なディレイサウンドとコンパクトで多機能さが魅力のデジタルディレイ「BOSS / DD-8」がオススメだよ！
こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。
演奏する曲によって、様々なディレイモードを使い分ける必要があることってないでしょうか？
できれば大きなマルチではなく、コンパクトなペダルで完結したいギタリストさんも多いのではないでしょうか。
今回はそんなギタリストさんにおすすめの、多彩なディレイサウンドとコンパクトで多機能さが魅力のデジタルディレイ「BOSS / DD-8」をご紹介します！
特に『いろいろなディレイモードを使いたい』『タップテンポでディレイタイムを操作したい』『拡張性が高いディレイを探している』という方にオススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「BOSS / DD-8」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！
ブランド / メーカーについて
BOSS
BOSSは元々rolandのグループ会社として、1976年に世界初のコーラスペダルCE-1を発表した老舗エフェクターブランドです。1977年には、世界初のオーバードライブペダルにして、今でも多くのギタリストに愛されているOD-1を発表するなど、常に時代のニーズに対応し、進化しているエフェクターブランドです。
DD-8ってどんなエフェクター？
多彩なディレイサウンドをコンパクトにまとめたペダル
BOSS / DD-8は、シンプルな操作性と多機能で柔軟なサウンドメイキングを両立させたデジタル・ディレイです。
最大40秒録音可能なルーパー機能のほか、計11種類のディレイモードを搭載していて、ベーシックな残響音から、ギタリストのインスピレーションを刺激するような効果まで、多彩なディレイ音を生み出すことができますよ。
ディレイとは
ディレイは、やや遅れてギターの音が返ってくる「山びこ効果」によって音に広がりを持たせるエフェクターです。大きく分けて「アナログ・ディレイ」「デジタル・ディレイ」の2種類に分類することができます。
「アナログ・ディレイ」は細かい設定はできないものの、クラシック・ロックなどには欠かせない味わいがあり、「デジタル・ディレイ」は細かい設定が可能なため、現代的なロックやポップスのトリッキーな楽曲には必須のエフェクターとも言えます。
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タップテンポ入力機能も搭載しているので、演奏する曲によってフレキシブルにディレイタイムを調整可能なのも嬉しいですね。
スペックや価格について
BOSS / DD-8のスペックや価格の情報です（2024年2月29日現在）。
| ブランド名 | BOSS |
| 価格 | 20,000円前後 |
| 発売時期 | 2019年10月 |
| 電源 | 006P（1個）、ACアダプター（別売） |
| 消費電流 | 12mA（DC9V） |
| サイズ | 70(W)×55(H)×125(D)mm |
| 重量 | 400g |
注：2024年2月29日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
BOSS / DD-8の中古価格相場の情報です（2024年2月29日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
| デジマート | 16,000円前後 |
| ヤフオク | 14,000円～16,000円前後 |
注：2024年2月29日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
音の特徴について
コントロール部
| E.LEVEL | エフェクト音の音量を調節できます |
| FEEDBACK | フィードバック量を調節できます（つまみの位置によって発振させることができます） |
| TIME | ディレイ・タイムを調節できます |
| MODEツマミ | 11 種類のDELAYモードを切り替えることができます |
11種類の多彩なサウンド
BOSS / DD-8は、11種類の多彩なサウンドを使用できるのが最大の魅力ですね。どのモードもクオリティが高く、様々な曲や現場で使うことができると思います。搭載されているモードの詳細は以下になります。
• STANDARD：クリーンなデジタルディレイ
• ANALOG：BBDを使用したアナログディレイを再現
• TAPE：ビンテージ・テープエコーを再現
• WARM：マイルドで温かみのあるデジタルディレイ
• REVERSE：逆再生ディレイ
• +RV：ディレイ + リバーブ
• SHIM：ピッチシフトされた音を加えた（シマー）ディレイ
• MOD：ディレイ + モジュレーション
• WARP：幻想的なアンビエント・サウンド
• GLT：リズミカルなディレイ
• LOOP：最大40秒録音可能なルーパー機能（オーバーダブ可能／ステレオ使用時は20秒）
拡張性がとても高い
BOSS / DD-8は、外部フットスイッチによる拡張性がとても高いことも大きな特徴です。
エクスプレッションペダル端子から外部フットスイッチを繋いで、モード以外のすべてのツマミを足元でリアルタイム・コントロールすることが可能です。
また3つのステレオ・アウトプット・モードを搭載しているので、空間演出にもバリエーションが持たせることができますよ。
その他、フットスイッチ長押しすることで、タップテンポ機能が発動し、足元でのディレイ・タイム変更が可能になります。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
BOSS / DD-8は、ノイズは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
音痩せについて
BOSS / DD-8は、バッファードバイパス設計になっているので、ややスルー音の変化や音痩せする場合があるかもしれません。使用方法や環境にもよると思いますが、個人的には安心して使えるレベルだと思います。
主な使い方や音作りのコツ
タップテンポで様々なディレイタイムを作る
BOSS / DD-8は、タップテンポで様々なディレイタイムを作れるのが、個人的には気に入っています。特にインスト曲や曲間でソロを取る時など、しっかりディレイタイムを合わせると気持ちいいですね。
飛び道具的なモードで遊ぶ
BOSS / DD-8は、WARPやGlitchなど変わったモードもあるので、それらを使って飛び道具的に遊ぶのも楽しいです。またアナログディレイモードで発振もできるので、これも楽しいですね。
ギターの音作りも大事ですが、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切ですよね。個人練習もいいですが、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達しますよ！
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デメリットと感じるポイント
BOSS / DD-8のデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- 慣れるまで操作が難しいかも
- バッファードバイパスなのでスルー音がやや変化する
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
代表的な定番ディレイ
ディレイには、数多くのミュージシャンに愛されてきた定番ペダルがいくつかあります。ここでは手に入りやすい代表的なものをいくつかご紹介しますね。
BOSS / DD-3T
BOSS / DD-3T デジタル・ディレイは、86年の発売以来、ロングセラーを続ける超定番モデル「DD-3」のサウンドとシンプルな操作性はそのままに機能性を強化したエフェクターです。
ディレイ・タイムは12.5msから800msまで、3つのタイム・レンジから簡単にセッティングが可能で、本体スイッチ、もしくは外部フットスイッチによるタップ・テンポ入力が可能になっているのが大きな特徴です。
BOSS / DM-2W
BOSS / DM-2Wは、BBD（遅延素子）によって生み出されるアナログならではの暖かいディレイ音により、1984年の生産完了以降も世界中のプレイヤーを魅了し続けている、BOSSコンパクトディレイ・ペダルの第一号機DM-2の復刻＋バージョンアップ版です。
オリジナルDM-2のマイルドなディレイ音を再現するスタンダード・モードと、現代の音楽スタイルにも対応するカスタム･モードを搭載しているのが大きな特徴で、アナログの暖かみと、クリアーさを両立した革新的なディレイ･サウンドを創り出すことが可能です。
MXR / Carbon Copy
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、MXR製品の中でも最も人気の高いロングセラーのアナログディレイです。これまでに数多くのトップギタリストが使用してきたことからも、音質についてはお墨付きです。シンプルな操作系統となっているので、初心者でも非常に扱いやすいペダルというのも特徴の一つです。音色はデジタルには再現不可能なリアルで暖かみのあるサウンドで、自然で「ちょうど良いディレイ・サウンド」となっています。
TC Electronic / Flashback 2
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、デジタルディレイの名機「TC2290」やリバースディレイなど、 TC Electronicの伝説的ディレイサウンドを7種類搭載した、多機能なディレイ・ペダルです。7種類の他にも、オーバーダブ可能なルーパー機能も搭載しており、またアプリと連動したTonePrint 機能を使うことで 、更に50種類以上のディレイ・サウンドやコーラスを使用できるなど、幅広く柔軟な使い方ができるペダルです。
まとめ：DD-8はこんな人にオススメ！
BOSS / DD-8は、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- いろいろなディレイモードを使いたい
- タップテンポでディレイタイムを操作したい
- 拡張性が高いディレイを探している
というところでしょうか。
BOSS / DD-8は、多彩なディレイモードを搭載し、拡張性も非常に高い、BOSSのディレイ最終形ともいえるペダルだと感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！
個人的にBOSSのデジタルディレイのサウンドは大好きですね。DD-8は存分にそのサウンドを楽しめますよ。
