アナログ・ディレイに興味があるんだけど、おすすめあるかな？あまり価格が高くないと助かるんだけど（苦笑）
それなら、格安アナログ・ディレイなのに高品質な「ベリンガー / VD400」がオススメだよ！
こんにちは！管理人のトーイです。アナログ・ディレイを使ってみたいけど、なかなか手が出ないなー、という悩みってありますよね。
今回はそんなギタリストさんにおすすめの、格安アナログ・ディレイなのに高品質な「ベリンガー / VD400」をご紹介します！
特に『はじめてアナログ・ディレイを使うので格安なものがいい』『ディレイはあまり多用しないが、曲によって必要になった』『デジタル・ディレイの音色が好きではない』という方には、オススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「ベリンガー / VD400」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！
ブランド / メーカーについて
BEHRINGER
ベリンガーは、1989年にベリンガー氏によって設立されたドイツの総合音響メーカーです。ギター関連以外にもマイク、スピーカー、ミキサー等、音響機器全般を手掛けています。
中国本土に自社工場「ベリンガーシティ」を建設し、生産ラインの徹底管理と圧倒的なコストパフォーマンスを実現しているのが大きな特徴です。
VD400ってどんなエフェクター？
安価ながらも本格的なアナログ・ディレイサウンド
ベリンガー / VD400は、テープエコー風のアナログディレイからビンテージ・スラップバックエコー まで、1960年代に実際に使用されていた、暖かみのある暖かみのあるディレイサウンドを、そのまま再現したエフェクターです。
シンプルな3つのツマミで設計させていますが、多彩で柔軟な音色を作ることが可能で、設定次第では強烈な発振音を鳴らすことも可能です。
ディレイとは
ディレイは、やや遅れてギターの音が返ってくる「山びこ効果」によって音に広がりを持たせるエフェクターです。大きく分けて「アナログ・ディレイ」「デジタル・ディレイ」の2種類に分類することができます。
「アナログ・ディレイ」は細かい設定はできないものの、クラシックロックなどには欠かせない味わいがあり、「デジタル・ディレイ」は細かい設定が可能なため、現代的なロックやポップスのトリッキーな楽曲には必須のエフェクターとも言えます。
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価格も安く、正直見た目もチープなので音が心配になりますが、かなり本格的なアナログ・ディレイサウンドですよ。
スペックや価格について
ベリンガー / VD400のスペックや価格の情報です（2023年9月22日現在）。
| ブランド名 | Behringer |
| 価格 | 5,000円前後 |
| 電源 | 9V形乾電池×1、またはDC9V(100mA)、電源アダプター(AC100V、50/60Hz)※電源アダプターは別売り |
| サイズ | 70(w)×54(h)×123(d)mm |
| 重量 | 330g |
注：2023年9月22日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
ベリンガー / VD400の中古価格相場の情報です（2023年9月22日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
| デジマート | 3,000円～4,000円前後 |
| ヤフオク | 2,000円～3,000円前後 |
注：2023年9月22日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
音の特徴について
コントロール部
| REPEAT RATE | ディレイタイムを設定できます |
| ECHO | エフェクトの出力レベルを調整できます |
| INTENSITY | ディレイのリピート回数を設定できます |
60’sテイストのクラシックなディレイサウンド
ベリンガー / VD400は、深く長く繰り返す最大300 msのアナログディレイから、スラップバックエコーまで、クラシックな1960年代のサウンドを楽しむことができます。また、設定次第では強烈な発振音を鳴らすことも可能です。
アナログ・ディレイらしい、オールドスクールな音色
ベリンガー / VD400は、暖かみと泥臭さのあるオールドスクールなディレイの質感が楽しめます。リピートレート（繰り返しのタイミング/スピード）、インテンシティ（ディレイエフェクトの音量）、エコー（どれくらい繰り返すか）の、シンプルな3つの設定で、往年のロックギタリストが愛してきた、多彩なディレイサウンドを作り出すことができます。
特に60'Sロックやブルースロックを愛好するギタリストさんなら、かなり刺さるペダルではないでしょうか。発信音が作れるのもポイント高いです。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
ベリンガー / VD400は、ノイズリダクション回路も搭載しているため、ほぼノイズは感じませんでしたが、ボディがプラスティックということもあり、接続方法や使用方法によっては、ノイズを拾いやすいかもしれません。
音痩せについて
ベリンガー / VD400は、使用環境にもよりますが、目立つ音痩せはほとんどないと思います。特に問題なくボードに組み込めると思いますよ。
主な使い方や音作りのコツ
歪みと合わせてギターソロ時に使う
ベリンガー / VD400は、歪みサウンドに掛けると、音が太くなって感じるので、ギターソロ時に使うと効果的です。ノイズも少ないのでとても使いやすく、気持ちよくソロを弾くことができると思いますよ。
コードストロークに厚みを加える
ベリンガー / VD400は、暖かみのあるディレイサウンドなので、コードストロークに薄っすらとかけてあげると、滑らかで気持ちの良いバッキングサウンドを作ることができます。
ギターの音作りも大事ですが、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切ですよね。個人練習もいいですが、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達しますよ！
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マイナスポイントと感じる点
ベリンガー / VD400のマイナスポイントと感じる点ですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
マイナスポイントと感じる点
- 電池交換が面倒
- 耐久性に不安あり
- タップテンポが使えない
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
代表的な定番ディレイ
ディレイには、数多くのミュージシャンに愛されてきた定番ペダルがいくつかあります。ここでは手に入りやすい代表的なものをいくつかご紹介しますね。
BOSS / DD-3T
BOSS / DD-3T デジタル・ディレイは、86年の発売以来、ロングセラーを続ける超定番モデル「DD-3」のサウンドとシンプルな操作性はそのままに機能性を強化したエフェクターです。
ディレイ・タイムは12.5msから800msまで、3つのタイム・レンジから簡単にセッティングが可能で、本体スイッチ、もしくは外部フットスイッチによるタップ・テンポ入力が可能になっているのが大きな特徴です。
BOSS / DM-2W
BOSS / DM-2Wは、BBD（遅延素子）によって生み出されるアナログならではの暖かいディレイ音により、1984年の生産完了以降も世界中のプレイヤーを魅了し続けている、BOSSコンパクトディレイ・ペダルの第一号機DM-2の復刻＋バージョンアップ版です。
オリジナルDM-2のマイルドなディレイ音を再現するスタンダード・モードと、現代の音楽スタイルにも対応するカスタム･モードを搭載しているのが大きな特徴で、アナログの暖かみと、クリアーさを両立した革新的なディレイ･サウンドを創り出すことが可能です。
MXR / Carbon Copy
MXR Carbon Copy アナログ・ディレイは、MXR製品の中でも最も人気の高いロングセラーのアナログディレイです。これまでに数多くのトップギタリストが使用してきたことからも、音質についてはお墨付きです。シンプルな操作系統となっているので、初心者でも非常に扱いやすいペダルというのも特徴の一つです。音色はデジタルには再現不可能なリアルで暖かみのあるサウンドで、自然で「ちょうど良いディレイ・サウンド」となっています。
TC Electronic / Flashback 2
TC Electronic / Flashback 2 ディレイは、デジタルディレイの名機「TC2290」やリバースディレイなど、 TC Electronicの伝説的ディレイサウンドを7種類搭載した、多機能なディレイ・ペダルです。7種類の他にも、オーバーダブ可能なルーパー機能も搭載しており、またアプリと連動したTonePrint 機能を使うことで 、更に50種類以上のディレイ・サウンドやコーラスを使用できるなど、幅広く柔軟な使い方ができるペダルです。
まとめ：VD400はこんな人にオススメ！
ベリンガー / VD400は、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- はじめてアナログ・ディレイを使うので格安なものがいい
- ディレイはあまり多用しないが、曲によって必要になった
- デジタル・ディレイの音色が好きではない
というところでしょうか。ベリンガー / VD400は、破格の値段ということを抜きにしても、非常に音色がいいので、はじめてアナログ・ディレイを使いたいという方には、ぴったりのペダルだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！
つまみの名称が一般的なものと少し違うので、初めは戸惑うかもしれませんが、すぐになれると思います。ツマミの効きもいいですよー。
