こんな人におすすめ
- 幅広いディストーションサウンドを求めている
- ジョン・フルシアンテが大好き
- ノイズが少ないディストーションが欲しい

今回は、2種類の歪みを切り替えられる定番ディストーション「BOSS / DS-2 TURBO Distortion」を解説していきます!
こんにちは!管理人のトーイです。
今回は、2種類の歪みを切り替えられる定番ディストーション「BOSS / DS-2 TURBO Distortion」をご紹介します!
特に『幅広いディストーションサウンドを求めている』『ノイズが少ないディストーションが欲しい』『ジョン・フルシアンテが大好き』という方には、オススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「BOSS / DS-2 TURBO Distortion」のあれこれを解説していきましょう!
ブランド / メーカーについて

見出しテキスト
BOSSは元々rolandのグループ会社として、1976年に世界初のコーラスペダルCE-1を発表した老舗エフェクターブランドです。1977年には、世界初のオーバードライブペダルにして、今でも多くのギタリストに愛されているOD-1を発表するなど、常に時代のニーズに対応し、進化しているエフェクターブランドです。
DS-2ってどんなエフェクター?

出典:Amazon
2種類のターボモード搭載のDS-1後継機
1987年に発売されたBOSS / DS-2 TURBO Distortionは、BOSS初めてのディストーション「DSー1」の後継機として開発され、今でもDSー1と共に人気の高いエフェクターです。ローノイズな2種類のターボモードを搭載し、王道ディストーションから中域にハリのある歪みまで作りだせるのが大きな特徴です。また、2種のターボ・モードを、別売りの外部フット・スイッチで切り替ることも可能です。
ディストーションとは
ディストーションは、ハードロックやへヴィメタルでよく使われる、荒々しく硬い歪みを生み出すエフェクターです。トランジスタ型のアンプなど、アンプ自体にGAINのツマミがなく、強い歪みを作れない時に場合によく使用されます。オーバードライブよりも、さらに激しく歪んだ音が特徴です。
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スペックや価格について

BOSS / DS-2 TURBO Distortionのスペックや価格の情報です(2023年3月15日現在)。
ブランド名 | BOSS |
価格 | 12,000円前後 |
発売時期 | 1987年 |
電源 | 006P(1個)、ACアダプター(別売) |
消費電流 | 12mA(DC9V) |
サイズ | 70(W)×55(H)×125(D)mm |
重量 | 400g |
注:2023年3月15日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
主な使用アーティスト

BOSS / DS-2 TURBO Distortionは、主に以下のアーティストが使用しているようです。なんといってもジョン・フルシアンテが使用しているということで有名なペダルですよね。是非参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- ジョン・フルシアンテ
- カート・コバーン
- リヴァース・クオモ(weezer)
音の特徴について
コントロール部

LEVEL | 音量を調整できます |
TONE | 音色を調整できます |
DIST | 歪みの量を調整できます |
TURBO | 歪みの音色を変更できます |
2種類の歪みの音色が選べる
BOSS / DS-2 TURBO Distortionは、2種のターボ・モードを持つディストーション・ペダルです。「TURBO Ⅰ」はハードなリフなどに最適な定番ディストーションサウンド、「TURBO Ⅱ」は、中域を前面に出したハリのあるソロ向けの歪みになっているのが特徴です。
外部フット・スイッチでのモード切り替えも可能
BOSS / DS-2 TURBO Distortionは、2種のターボ・モードを、別売りの外部フット・スイッチで切り替ることも可能です。ハードなリフを刻みたいときは「TURBO Ⅰ」、ソロでブースター的に使いたいときは「TURBO Ⅱ」に切り替えたりして使えます。
実際の音色の動画

個人的には中域がプッシュされたTURBO2サウンドが結構好きですね。いろいろアイデア次第で遊べます。
主な使い方や音作りのコツ

「TURBO Ⅰ」はバッキングメインの音作り
BOSS / DS-2 TURBO Distortionの「TURBO Ⅰ」モードは、スタンダードなディストーションサウンドになっているので、ハードなバッキングやリフを引くの意に最適なモードだと思います。つまみは12時から調整していくと好みのサウンドに近づけやすいと思います。
「TURBOⅡ」はリードギターメインの音作り
BOSS / DS-2 TURBO Distortionの「TURBOⅡ」モードは、中域が強目のファズに近いディストーションサウンドになっているので、リードギター、ソロの音作りに相性がいいと思います。また、TONEとDISTのつまみを下げ気味にすると、オーバードライブのようなサウンドに近づけることもできます。
デメリットと感じるポイント

BOSS / DS-2 TURBO Distortionのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- 音作りがやや難しい
- DS-1と全く同じ音ではない
というところでしょうか。DS-2は、同じくBOSSのディストーション「DS-1」の後継機という位置付けですが、「TURBO Ⅰ」「TURBOⅡ」ともに、DS-1のサウンドではないので注意してくださいね。
DS-2の類似 / 関連アイテム

BOSS / DS-2 TURBO Distortionには、いくつかのバリエーションなどがあります。代表的なものをご紹介しますね。
BOSS / DS-1
BOSS / DS-1は、1978 年に発売された、現⾏BOSS コンパクトの中でもっとも多くのギタリストに愛用されている、BOSS 初のディストーションです。歪みエフェクターの原点ともいえるサウンドは、今もなお、世界中のロック・ミュージシャンを魅了し続けています。
BOSS / DS-1X
BOSS / DS-1Xは、BOSS独自のデジタル信号処理技術、MDPテクノロジーにより設計された、繊細なクランチからハイゲインまで、幅広いサウンドを作り出すことが可能な新時代のディストーションです。
また、激しく歪ませた場合でも、ノイズレスで分離感を維持した理想的なディストーション・サウンドを作ることができるのも大きな特徴です。
BOSS / DS-1W
BOSS / DS-1Wは、1978年にBOSS初のディストーションとして登場したDS-1の進化版ペダルです。その鋭い歪みと豊かなサステインは、数多くのレジェンド・ギタリストに愛され続けています。
BOSSの熟練のエンジニアにより、こだわりのフル・アナログ・ディスクリートで新たに設計された、2ステージのゲイン回路を採用していて、従来のDS-1を象徴するディストーションサウンドが得られるスタンダード・モードに加えて、DS-1のサウンド・キャラクターを維持しつつ、中域に力強さのある歪みのカスタム・モードを搭載しているのが、大きな特徴です
まとめ:DS-2はこんな人にオススメ!

出典:Amazon
BOSS / DS-2 TURBO Distortionは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- 幅広いディストーションサウンドを求めている
- ジョン・フルシアンテが大好き
- ノイズが少ないディストーションが欲しい
というところでしょうか。BOSS / DS-2 TURBO Distortionは、初心者は音作りが少し難しいかもしれませんが、このペダル特有の音色があり、それがクセになりますよ。ぜひ試してみてください!

僕はカート・コバーンが使っていたと聞いて購入したペダルです。最近はあまり使っていないのですが、また使おうかなあー。