こんな人におすすめ
- 幅広い歪みサウンドを作りたい
- RAT2の歪みが大好きだ
- ヴィンテージライクな歪みが好き
ヴィンテージな歪みサウンドって幅広く対応できるものがあまりなくて。何かいいペダルはないかなあ？
それなら、幅広い歪みを作れるRAT2の進化系ディストーション「PROCO / FATRAT」がオススメだよ！
こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。
歪み系エフェクターでクランチからハードな刻みサウンドまで一台のペダルで作りたい！って悩みってありますよね。
今回はそんなギタリストさんにおすすめの、幅広い歪みを作れるRAT2の進化系ディストーション「PROCO / FATRAT」をご紹介します！
特に『幅広い歪みサウンドを作りたい』『RAT2の歪みが大好きだ』『ヴィンテージライクな歪みが好き』という方にオススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「PROCO / FATRAT」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！
ブランド / メーカーについて
PROCO
PROCOは、アメリカ・ミシガン州のカラマズーにある、シールド等も制作するアメリカのメーカーです。特にRATシリーズのペダルが有名で、名ギタリスト達の使用で瞬く間に世界中に広がり、一気に人気ディストーションペダルへと成長していきました。
FATRATってどんなエフェクター？
多彩なサウンドに対応した多機能モデル
PROCO / FATRATは、多くのアーティストに指示される「RAT」シリーズの最新モデルです。
オリジナル同様のルックスに3つのツマミを搭載、新たに搭載された2つのトグルスイッチは、MOSFET(ゲルマニウムクリッピング)/STOCK(伝統のシリコンクリッピング)のクリッピング切替と、Fatスイッチによる低音ブーストが可能で、定番のサウンドを継承しつつも、多彩なサウンドに対応した多機能モデルになっています。
ディストーションとは
ディストーションは、ハードロックやへヴィメタルでよく使われる、荒々しく硬い歪みを生み出すエフェクターです。トランジスタ型のアンプなど、アンプ自体にGAINのツマミがなく、強い歪みを作れない時に場合によく使用されます。オーバードライブよりも、さらに激しく歪んだ音が特徴です。
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クリッピングスイッチによって、幅広い歪みサウンドが作り出せるというわけですねー。これはなかなかいいです！
スペックや価格について
PROCO / FATRATのスペックや価格の情報です（2024年4月8日現在）。
| ブランド名 | PROCO |
| 価格 | 26,000円～38,000円前後 |
| 発売時期 | 2017年9月 |
| 電源 | 9V電池/DC 9 or 18Vアダプター（いずれも別売） |
| サイズ | 100(W)mm x 110(D)mm x 80(H) mm |
| 重量 | 800g |
注：2024年4月8日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
PROCO / FATRATの中古価格相場の情報です（2024年4月8日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
| デジマート | 23,000円前後 |
| ヤフオク | 20,000円前後 |
注：2024年4月8日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
主な使用アーティスト
PROCO / FATRATは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- グラハム・コクソン（ブラー）
- ジョー・トローマン（Fall Out Boy）
音の特徴について
コントロール部
| DISTORTION | 歪みの深さを調整できます |
| FILTER | 高音域を調整できます |
| VOLUME | 音量を調整できます |
| STOCK / FAT | 低音ブースト+高域カットの切り替えができます |
| MOSFET / STOCK | シリコンクリッピングのクリッピング切替ができます |
音色を変化できるスイッチを搭載
PROCO / FATRATは、通常のRAT2とは違い、STOCK / FAT、MOSFET / STOCKという2つのスイッチが追加されています。このスイッチがFAT RATのポイントになっていて、
・MOSFET（ゲルマニウムクリッピング）／Stock：（伝統のシリコンクリッピング）のクリッピング切替
・STOCK / FAT：低音ブースト+高域カット
と音色の切替ができます。
両方「Stock」に合わせることでオリジナルのいわゆるビンテージRATサウンドを再現し、MOSFETを選択すると、ピッキングニュアンスを表現するに適した、アンプライクな歪みに、FATを選択するとベースやダウンチューニングにも適したサウンドと、幅広いサウンドメイクが可能となっています。
名称が少しわかりにくいですが、直感で音作りできるので特に心配はないと思いますよ。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
PROCO / FATRATは、歪み系エフェクターなので多少ノイズがでるのですが、通常のRAT2よりは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
音痩せについて
PROCO / FATRATは、音痩せは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
主な使い方や音作りのコツ
MOSFETスイッチで激しめクランチサウンドで使う
PROCO / FATRATは、MOSFETスイッチで激しめクランチサウンドで使うと、いい雰囲気になります。
音に太さがありながらも、シャープな印象の音色を作りやすく、90’sオルタナサウンドや、激しめのブルースロックなどにぴったりとハマるサウンドになりますよ。
FATスイッチでズンズンとしたリフや刻みに使う
PROCO / FATRATは、FATを選択するとベースやダウンチューニングにも適したゴリゴリ、ズンズンしたサウンドメイクが可能です。大音量でざくざくリズムを刻んでください！
ギターの音作りも大事ですが、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切ですよね。個人練習もいいですが、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達しますよ！
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マイナスポイントと感じる点
PROCO / FATRATのマイナスポイントと感じる点ですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- 少し大きい
- かなり重い
- 価格が高め
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
代表的な定番ディストーション
ディストーションには、数多くのミュージシャンに愛されてきた定番ペダルが数多くあります。ここでは手に入りやすい代表的なものをいくつかご紹介しますね。
BOSS / DS-1
BOSS / DS-1は、1978 年に発売された、現⾏BOSS コンパクトの中でもっとも多くのギタリストに愛用されている、BOSS 初のディストーションです。
歪みエフェクターの原点ともいえるサウンドは、今もなお、世界中のロック・ミュージシャンを魅了し続けています。
MXR Distortion+
MXR Distortion+は、1975年に世界初のディストーション・エフェクターとして発売され、ランディ・ローズをはじめ数多くのギタリストに使用されてきた歴史的な歪みエフェクターです。
つまみは2つのみとシンプルで初心者にも使いやすく、サウンドはサスティーンまでしっかりと歪むのが特徴です。
歪みの幅も広く、甘いオーバードライブから荒々しいディストーションサウンドまで設定することができます。
PROCO / RAT2
PROCO / RAT2は、歪ませるほどに音色が太くなる、ディストーション・ペダル定番中の定番といって過言ではないと思います。
特に80年代のジェフ・ベック、90年代のオルタナ系ギタリストがこぞって愛用したことでも知られており、その他の追随を許さない図太いサウンドとマイルドな歪みは国内外の多くのトップギタリストを魅了し続けています。
まとめ：FATRATはこんな人にオススメ！
PROCO / FATRATは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- 幅広い歪みサウンドを作りたい
- RAT2の歪みが大好きだ
- ヴィンテージライクな歪みが好き
というところでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！
少し大きくて重いのが玉に瑕なのですが、それだけ重量感のある歪みサウンドも作れます（苦笑）
