こんな人におすすめ
- 幅広いジャンルに対応する歪みが欲しい
- オルタナ系ロックがとても好きだ
- 真空管アンプの歪みを再現したい

今回はオルタナ系ギタリストは必須の名作オーバードライブ「BOSS / BD-2 Blues Driver」をご紹介します!
こんにちは!管理人のトーイです。オルタナ系ギタリストは必須の名作オーバードライブ「BOSS / BD-2 Blues Driver」をご紹介したいと思います。
BOSS / BD-2 Blues Driverは「幅広いジャンルに対応する歪みが欲しい」「オルタナ系ロックがとても好きだ」「真空管アンプの歪みを再現したい」という方には、特におすすめのペダルだと思います。
それではさっそく「BOSS / BD-2 Blues Driver」を解説していきましょう!
ブランド / メーカーについて

BOSS
BOSSは元々rolandのグループ会社として、1976年に世界初のコーラスペダルCE-1を発表した老舗エフェクターブランドです。1977年には、世界初のオーバードライブペダルにして、今でも多くのギタリストに愛されているOD-1を発表するなど、常に時代のニーズに対応し、進化しているエフェクターブランドです。
BD-2 Blues Driverってどんなエフェクター?

オーバードライブという種類のエフェクター
オーバードライブは、比較的やさしく暖かみのある歪んだ音がするエフェクターです。どんな音楽のジャンルでも使用できるのが特徴で、シンプルに歪んだ音が欲しい時や、ギターソロ時に音を大きくする目的で使われることが多いです。
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真空管アンプさながらの万能型オーバードライブ
BOSS / BD-2 Blues Driverは、1995年に登場以来のベストセラーのBOSSを代表するオーバードライブの一つです。強くピッキングした時の倍音やアタック感が美しく、オーバードライブ・サウンドから軽やかなクリーン・トーンまで、初心者でも扱いやすいシンプルなコントロール感です。
ドライブ・サウンドの可変域も広いので、クリーンブースター的な使い方から、激しいオーバードライブまで幅広いサウンド・メイクが可能です。
主な使用アーティスト

BOSS / BD-2 Blues Driverは主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- ポール・ウェラー
- 山口一郎(サカナクション)
- 藤原基央(BUMP OF CHICKEN)
- 田渕 ひさ子

錚々たるオルタナ系アーティストが使っている印象ですね。それだけ安定感があるんでしょうねー。
スペックや価格について

BOSS / BD-2 Blues Driveのスペックや価格の情報です(2022年12月5日現在)。
価格 | 11,000円前後 |
---|---|
電源 | 006P(1個)、ACアダプター(別売) |
消費電流 | 8mA(DC9V) |
端子 | 入力、出力、ACアダプター |
寸法 | 73(W)×59(H)×129(D)mm |
重量 | 360g |
注:2022年12月5日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
ツマミについて

LEVEL | 音量を調整できます |
---|---|
TONE | 音色を調整できます |
GAIN | 歪みの量を調整できます |
音の特徴について

真空管アンプのような回路設計
BOSS / BD-2 Blues Driverは、真空管アンプで用いられる多段クリッピング回路設計を採用しているので、真空管アンプのような音質を楽しむことができます。また、ノイズを抑えながらもワイルドなクランチ、ジューシーなドライブ・サウンドなど、万能的な音作りができるのも特徴です。
アンプ同様の素直なレスポンス
BOSS / BD-2 Blues Driverは、アンプ同様の素直なレスポンスを持つことも多くのミュージシャンから支持される理由のひとつです。ピッキングの強弱に歪みが追従するので、弱く弾くと軽く小さな音、強く弾くとしっかりと歪んだ大きな音という風に、ピッキングの強弱に敏感に反応し、それをそのまま演奏に活かすことができます。

BOSSのエフェクターらしく、とても素直で扱いやすく、音作りしやすいと感じますね。初心者さんにもおすすめです。
デメリットと感じるポイント

BOSS / BD-2 Blues Driverのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- やや中域が少なく高域が強く感じる
- ピッキングのニュアンスがモロに出る
というところでしょうか。ただし、これは逆にメリットともいえる点だと思います。よければ参考にしてみてくださいね。
主な使い方や音作りのコツ

クランチサウンドでブルースロック
BOSS / BD-2 Blues Driverは、クランチからディストーションまで幅広い使い方ができるエフェクターだと思います。LEVEL、TONE、GAINといったシンプルなつまみも嬉しいです。GAINを絞り目にして、TONEを上げすぎずに使用すると、ブルース系のソロにぴったりなサウンドが得られます。
トーンを調整してオルタナ系バッキング
もうひとつのおすすめの使い方としては、TONEをうまく調整して歌の邪魔にならないよう設定することで、オルタナティブ系のバッキングにも最適な音が見つかります。こちらもとても使える音だと思います。
実際の音色の動画

BOSS / BD-2 Blues Driverといえば、僕的には田渕ひさ子(NUMBER GIRL)ですね。あのサウンド、最高です!
BD-2 Blues Driverはこんな人にオススメ

BD-2 Blues Driverはこんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- 幅広いジャンルに対応できる歪みが欲しい
- オルタナ系ロックが特に好きだ
- 真空管アンプの歪みが好き
記事のまとめ

BOSS / BD-2 Blues Driverについて、特徴や使い方などをまとめてみると
ここがポイント
- 真空管アンプさながらの万能型オーバードライブ
- アンプ同様の素直なレスポンス
- オルタナ系ギタリストは必須エフェクター
BOSS / BD-2 Blues Driverはオルタナ系ギタリストは一度は使ってみたい定番エフェクターだと思います。使ってみたことがない方は、ぜひ一度試してみてください!

現代的なポップスやロックでも、もはや指標といえるくらいの歪みの音だと思いますね。大好きです。