こんな人におすすめ
- 多機能なコンプが欲しい
- コンプの音作りが苦手だ
- コスパ高いコンプを探している
コンプレッサーってつまみの名称もよくわからないし、音作りが難しいんだよなあー。初心者でも簡単に使えるコンプはないのかな？
それなら、設定簡単で多機能なコスパ高いコンプレッサー「TC ELECTRONIC / HyperGravity Mini」がオススメだよ！
こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。
コンプレッサーってつまみの名称もよくわからないし、音作りが難しいって悩みってありますよね。
今回はそんなギタリストさんにおすすめの、設定簡単で多機能なコスパ高いコンプレッサー「TC ELECTRONIC / HyperGravity Mini」をご紹介します！
特に『多機能なコンプが欲しい』『コンプの音作りが苦手だ』『コスパ高いコンプを探している』という方にオススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「TC ELECTRONIC / HyperGravity Mini」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！
ブランド / メーカーについて
TC Electronic
TC Electronicは1976年の創業の、オーディオ・プロセッサーとミュージシャンに向けたエフェクターの研究開発、製造、及び販売を行っているメーカーです。
デジタルディレイの金字塔であるTC2290やハイエンドリバーヴM5000の他、高品質なギター/ベース用ペダルエフェクト等、その卓越した技術と創造性に富む優れた製品をラインナップしています。
HyperGravity Miniってどんなエフェクター？
スタジオ品質のサウンドを簡単に再現
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、スタジオ品質のサウンドを、簡単に再現できる、ミニサイズのコンプレッサーペダルです。つまみの数も少ないので、初心者にも扱いやすく、Tone Print Editorを使用し、オリジナルコンプも作成可能なのが大きな特徴ですね。
コンプレッサーとは
コンプレッサーは、「大きな音量を圧縮して小さくする」エフェクターです。それゆえに、ギターのエフェクターとしては目立ちにくいですが、使い方をしっかりと把握すると、とても効果的に使うことができるエフェクターです。
あわせて読みたい
-
-
【エフェクター講座 第8回：エフェクターの種類 / その他】基本的な特徴や使い方を、初心者にもわかりやすく丁寧に説明します！
エフェクター講座 第8回：エフェクターの種類 / その他
TC ELECTRONIC独自のTONE PRINT機能は本当にすごいです。音作りが一気に楽になります！
スペックや価格について
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniのスペックや価格の情報です（2023年11月12日現在）。
| ブランド名 | TC ELECTRONIC |
| 価格 | 16,000円～17,000円前後 |
| 電源 | 9V電源アダプター別売り、電池駆動不可 |
| 消費電流 | 100mA |
| サイズ | 48 x 48 x 93 mm（W x H x D） |
注：2023年11月12日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniの中古価格相場の情報です（2023年11月12日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
| デジマート | 12,000円前後 |
| ヤフオク | 10,000円前後 |
注：2023年11月12日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
主な使用アーティスト
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- マック・デマルコ
マック・デマルコは、細野晴臣さんの曲をカバーしたり共演もしていて、ボクにとっては、大注目の次世代シンガーソングライターだワン！
音の特徴について
コントロール部
| SUSTAIN | コンプの適用量を調整できます |
| ATTACK | コンプが有効になるタイムを調整できます |
| LEVEL | 音量を調節できます |
TonePrint機能で簡単に設定可能
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、難しいコンプレッサーの設定を、TonePrint機能を使うことで、あらかじめ設定された著名アーティストのプリセットをインポートすることができます。
これが本当に便利で、初心者の方には特にオススメですね。
もちろんオリジナルの設定も可能
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、プリセットだけでなく、TonePrint Editorにより高度なパラメーター編集が可能です。オリジナルで、自分だけのコンプ設定を作り込むことができます。中級〜上級者の方にとっては、納得いくまで、サウンドメイクできるのは頼もしいですね。
TonePrint機能は、スマホアプリで簡単にアクセスでき、ペダルをギターにつないでピックアップにかざすだけで、インストール可能なのもめちゃくちゃ便利です。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、ノイズは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
音痩せについて
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、トゥルーバイパス設計になっているので、音痩せは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
主な使い方や音作りのコツ
著名アーティストやプリセットを利用する
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、なんといっても著名アーティストやプリセットを利用できるのが最大のメリットですね。コンプってつまみの設定が難しい、音作りがわかりにくいっていうことが多いので、まずはお気に入りのいろいろプリセットを試すと、すごくいい勉強になります。
実際の音色の動画
ギターの音作りも大事ですが、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切ですよね。個人練習もいいですが、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達しますよ！
もっとギターが上手くなりたい！
THE POCKET / オンライン音楽教室は、近所に音楽教室がない、通う時間がない、仕事が忙しいという方も365日、ご自宅で快適に「プロの音楽講師」から、ひとりひとりにとって最適なマンツーマンレッスンが受けられますよ。
デメリットと感じるポイント
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- TonePrint機能を使いこなせないと魅力半減
- 電池駆動ではない
- PC、アプリ操作が苦手な方には向いていないかも
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
そのほかのコンプレッサー定番ペダル
コンプレッサーは、TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniだけでなく、押さえておきたい＋おすすめの定番アイテムもあります。代表的なものをいくつかご紹介しますね。
MXR M102 ダイナコンプ
出典：Amazon
MXR M102 ダイナコンプは、ギター用コンプレッサーの代名詞とも言える歴史に残るコンプレッサーだと思いますね。
世界中のトップギタリスト達もこぞって利用しているエフェクターとして、現在でも多くのプレイヤーに愛されています。
独特の「パコパコ感」のある音像で、クリーンサウンドでのパーカッシヴなカッティングや、ギターソロでの滑らかなサスティンを得るのに効果を発揮しますよ。
BOSS / CS-3
出典：Amazon
BOSS CS-3 コンプレッサーは、BOSS定番のコンプらしく、バランスの良いコンプレッションが特徴で、初心者にもわかりやすく使いやすいペダルですね。
特にストラトやテレキャスターとの相性が良く、カッティングプレイ時には粒の揃った気持ちの良いサウンドになる、ロングトーンのソロで威力を発揮する等、ジャンルを問わず、多くのギタリストに愛されているペダルです。
BOSS / CP-1X
出典：Amazon
BOSS / CP-1X は、BOSSのMDP技術によって、ギタリストの演奏フレーズの音域や強弱に反応して、常に自然な弾き心地とサウンドが得ることができる、驚くほど自然で音楽的なコンプレッサーです。
ギター本体のキャラクターや演奏のニュアンスを保ったまま、最適なコンプレッションを生み出すため、必要な部分を圧縮しながらも表現力を失うことはありません。
あらゆるギターやプレイ・スタイルにマッチする、今までにない新感覚のコンプレッサー・ペダルですね。
Xotic SP Compressor
出典：Amazon
Xotic SP Compressorは、名作コンプと言われているヴィンテージの Ross Compressor や Dyna-Comp と同じOTA（operational transconductance amplifier）を採用しています。
そのため、クラシックロックやファンクなどのヴィンテージサウンドから、ネオソウル系の現代的なトーンまでカバーできるコンプだと思いますね。
またコンプにありがちな複雑なつまみもなく、シンプルな2種類のつまみだけで幅広いサウンドに対応できるので、初心者にもおすすめのペダルですよ。
Providence / Velvet Comp
Providence / Velvet Compは、その名前の通りにシルキーでヴェルヴェットのようなタッチと艶のある音色を持つ、ナチュラルなコンプレッサーです。
つまみはシンプルな設定になっていて、アタックタイムのコントロールで、艶やかなアルペジオ、ロングサステインのリードプレイ、立ち上がりの速いカッティングなど様々なプレイスタイルに、簡単に対応することができるのが嬉しいです。
また、サステインのつまみ幅も広めに設定されているようで、リミッター的な使い方から、強めのパコパコしたコンプレッションまで、幅広いサウンドメイクができるのもいいですね。
まとめ：HyperGravity Miniはこんな人にオススメ！
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- 多機能なコンプが欲しい
- コンプの音作りが苦手だ
- コスパ高いコンプを探している
というところでしょうか。
TC ELECTRONIC / HyperGravity Miniは、多機能でいろいろなコンプ感の音作りができるので、上級者にもおすすめですが、プリセットで簡単に「良い音」をセッティングできるので、コンプの音作りに悩んでいる初心者さんにも、ぜひ使ってもらいたいペダルです。
最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！
HyperGravityは、ミニサイズではない通常サイズのものもあります。もう少し機能がついているのですが、音作り＋音色に関してはほぼ同じです。気になり方はチェックしてみてくださいね。
