こんな人におすすめ
- バンドでも音抜けの良い歪みペダルを探している
- ギターソロではピッキングニュアンスを大事にしたい
- 歪みサウンドでもコードを美しく鳴らしたい
最近、バンドサウンドでディストーションの音抜けに悩んでいて。ハイがしっかりと聞こえるブライトで上品なディストーション・ペダルを教えて！
それなら、バンドに馴染む、音抜けの良いブライトなディストーション「MAXON / SD9」がオススメだよ！
こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。
自宅では完璧な音作りなのに、バンドで合わせると、どうも歪みの音抜けが悪い、という悩みってありますよね。
今回はそんなギタリストさんにおすすめの、バンドに馴染む、音抜けの良いブライトなディストーション「MAXON / SD9」をご紹介します！
特に『バンドでも音抜けの良い歪みペダルを探している』『ギターソロではピッキングニュアンスを大事にしたい』『歪みサウンドでもコードを美しく鳴らしたい』という方にオススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「MAXON / SD9」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！
ブランド / メーカーについて
MAXON
MAXON（マクソン）は、1966年に設立されたギターエフェクターを主にを製造する老舗ブランドです。長年にわたり開発されている、質の高いギター、ベース用のアナログ・エフェクターは、現在では世界的定番となっています。
中でもオーバードライブ「OD808」は、アンプの持つキャラクターを活かしつつも、ナチュラルかつマイルドな歪みと、驚くべき透明感を実現し多くのギタリストに愛用されています。
MAXON / SD9ってどんなエフェクター？
ブライトでヌケの良いトーンが絶妙なディストーション・ペダル
MAXON / SD9は、マイケル・ランドウをはじめとする、トップギタリストも愛用している、ブライトでヌケの良いトーンが絶妙なディストーション・ペダルです。
繊細なピッキング・ニュアンスも、しっかりと表現してくれるのが大きな特徴ですね。
歪みペダルながら、美しく響く倍音によってコードトーンでも輪郭が崩れにくく、バッキングからソロからまで幅広い音作りが可能ですよ。
ディストーションとは
ディストーションは、ハードロックやへヴィメタルでよく使われる、荒々しく硬い歪みを生み出すエフェクターです。トランジスタ型のアンプなど、アンプ自体にGAINのツマミがなく、強い歪みを作れない時に場合によく使用されます。オーバードライブよりも、さらに激しく歪んだ音が特徴です。
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SD9はモディファイ品も数多くリリースされています。ハイがきつめで辛い、という方に試してもらいたいです。
スペックや価格について
MAXON / SD9のスペックや価格の情報です（2023年12月6日現在）。
| ブランド名 | MAXON |
| 価格 | 17,000円～19,000円前後 |
| 電源 | 9V電池またはACアダプター（別売） |
| サイズ | 124(D)×74(W)×54(H)mm |
| 重量 | 580ｇ(電池を含む) |
注：2023年12月6日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
MAXON / SD9（現行品）の中古価格相場の情報です（2023年12月6日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
| デジマート | 15,000円前後 |
| ヤフオク | 10,000円～15,000円前後 |
注：2023年12月6日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
主な使用アーティスト
MAXON / SD9は、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- アンディ・サマーズ（ザ・ポリス）
- スコット・ヘンダーソン
- マイケル・ランドウ
音の特徴について
コントロール部
| DIST | 歪みの量を調節できます |
| TONE | 音色（高音域）を調節できます |
| LEVEL | 音量を調節できます |
ブライトで音抜けの良いディストーション
MAXON / SD9は、一言で言えば「ブライトで音抜けの良いディストーション」と表現することができると思います。暴れるような大きな歪みは作りにくい傾向がありますが、コードバッキングでも音の輪郭が崩れにくく、しっかりと美しいコードを奏でてくれますよ。
ピッキングニュアンスをしっかりと表現してくれる
MAXON / SD9は、低音から高音に至るまで、あらゆる音域において、繊細で鋭敏なピッキングニュアンスを発揮することができます。ソロやリードで自分の個性をしっかりと出せる、表現力豊かなペダルといった印象ですね。
SD9は電池交換がワンタッチで行える使用になっているのも嬉しいです。電池の持ちも良く、現場仕様のペダルと言えそうですね。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
MAXON / SD9は、歪み系エフェクターにしては、ノイズは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
音痩せについて
MAXON / SD9は、トゥルーバイパス設計になっているので、音痩せは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
主な使い方や音作りのコツ
ピッキングニュアンスを大事にしたギターソロに
MAXON / SD9は、ピッキングニュアンスを大事にした、泣きのソロやブルースロックによく馴染むなーと感じました。高音域の抜けがよく、バンドサウンドによく合うと思いますよ。
ギターの音作りも大事ですが、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切ですよね。個人練習もいいですが、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達しますよ！
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マイナスポイントと感じる点
MAXON / SD9のマイナスポイントと感じる点ですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- TONEの音色に少しクセがある
- シングルコイルのギターには合わせにくい
- 歪みの量はそれほど大きくない
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
代表的な定番ディストーション
ディストーションには、数多くのミュージシャンに愛されてきた定番ペダルが数多くあります。ここでは手に入りやすい代表的なものをいくつかご紹介しますね。
BOSS / DS-1
BOSS / DS-1は、1978 年に発売された、現⾏BOSS コンパクトの中でもっとも多くのギタリストに愛用されている、BOSS 初のディストーションです。
歪みエフェクターの原点ともいえるサウンドは、今もなお、世界中のロック・ミュージシャンを魅了し続けています。
MXR Distortion+
MXR Distortion+は、1975年に世界初のディストーション・エフェクターとして発売され、ランディ・ローズをはじめ数多くのギタリストに使用されてきた歴史的な歪みエフェクターです。
つまみは2つのみとシンプルで初心者にも使いやすく、サウンドはサスティーンまでしっかりと歪むのが特徴です。
歪みの幅も広く、甘いオーバードライブから荒々しいディストーションサウンドまで設定することができます。
PROCO / RAT2
PROCO / RAT2は、歪ませるほどに音色が太くなる、ディストーション・ペダル定番中の定番といって過言ではないと思います。
特に80年代のジェフ・ベック、90年代のオルタナ系ギタリストがこぞって愛用したことでも知られており、その他の追随を許さない図太いサウンドとマイルドな歪みは国内外の多くのトップギタリストを魅了し続けています。
まとめ：MAXON / SD9はこんな人にオススメ！
MAXON / SD9は、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- バンドでも音抜けの良い歪みペダルを探している
- ギターソロではピッキングニュアンスを大事にしたい
- 歪みサウンドでもコードを美しく鳴らしたい
というところでしょうか。
MAXON / SD9は、ピッキングニュアンスや、歪みの音作りバランスが難しい側面がありますが、特性をよく理解して使うと、自分の表現の幅がワンランク上がったように感じる、ある意味「玄人好み」なディストーションペダルだなと感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！
モダンな歪みではないもののクラシックロックやブルースロックにとても合います。セッションなどにも一台持っていくと便利なペダルです。
