ファズとか歪みと相性がいいフェイザーを探しているんだけど、オススメを教えて！ツマミは簡単な方がいいな〜。
それなら、シンプルな設定で使いやすい歪みと相性がいい定番アナログ・フェイザー「エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONE」がオススメだよ！
こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。
歪みとフェイザーを使うと、いまひとつ抜けが良くなくなってしまうという悩みってありますよね。
今回はそんなギタリストさんにおすすめの、シンプルな設定で使いやすい歪みと相性がいい定番アナログ・フェイザー「エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONE」をご紹介します！
特に『手軽に音作りがしたい』『ファズと相性のいいフェイザーが欲しい』『定番のアナログ・フェイザーを探している』という方には、オススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONE」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！
ブランド / メーカーについて
エレクトロ・ハーモニクス
Electro Harmonix（エレクトロ・ハーモニクス）は、1968年マイク・マシューズによって創設されたエフェクター・ブランドです。
アメリカとロシアに本拠地がある世界有数の歴史あるエフェクター・ブランドのひとつとして知られています。
これまでにファズをはじめとして、ディレイ、鍵盤エミュレートなど、幅広いジャンルで独自性の高いエフェクターをリリースしています。
nano SMALL STONEってどんなエフェクター？
出典：Amazon
人気の名機Small Stoneを小型化したペダル
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、1970年代に登場し、ウォームでファットなフェイズサウンドが人気の名機Small Stoneを小型化したペダルです。
歪みと相性がいい、スムースで絶妙な揺れのフェイズサウンドが特長で、サウンドキャラクターを変えられるColorスイッチを搭載し、独特なウネリを得られます。
フェイザーとは
フェイザーは「位相のずれた音」を原音にミックスすることで、シュワシュワとした音を作り出すエフェクターです。フランジャーに似ているのですが、フランジャーは「原音の遅延」を利用しているのに対にて、フェイザーは「位相のずれ」を利用しており、音の印象が少し違っています。
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デザインは2020年ごろに一新されて、サイケなロゴのものに変わっていますが、音は以前のnanoと変化ありません。
スペックや価格について
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEのスペックや価格の情報です（2023年6月10日現在）。
| ブランド名 | ELECTRO-HARMONIX |
| 価格 | 12,000円前後 |
| 電源 | 9Vバッテリー or 9V DCセンターマイナスアダプター JP9.6DC-200（別売） |
| サイズ | 72mm(W) x 110mm(D) x 50mm(H) |
| 重量 | 240g |
注：2023年6月10日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古価格相場について
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEの中古価格相場の情報です（2023年6月10日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
| デジマート | 8,000円前後 |
| ヤフオク | 6,000円～8,000円前後 |
注：2023年6月10日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
主な使用アーティスト
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- ジョニー・グリーンウッド（レディオヘッド）
- ジム・ルート（スリップノット）
- トロ・イ・モア
音の特徴について
コントロール部
| RATE | フェイザーのスイープスピードを調整できます |
| COLOR | フェイズシフトサウンドのキャラクターを変えられます。スイッチを上にするとエフェクトが強調さ れます。 |
つまみひとつのシンプルな設計
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、つまみひとつのシンプルな設計で、簡単に音作りできるところが特徴の一つです。
エフェクトのかかる幅も大きく、温かみのあるファットな絶妙な揺れのフェイズサウンドから、強烈なフェイズサウンドまで作ることが可能です。
COLORスイッチでより過激なサウンドに
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、COLORスイッチでより過激な音作りも可能です。
スイッチを上段にすると、過激にエフェクトがかかり、かなりエグい音まで出るので、ここぞという場面での飛び道具使用にいいかもしれません。
あと音色はすこしコンプ感があるので、弾いていて気持ちがいいですね。
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、歪みと一緒に使うとボリュームを絞ってもシュワシュワしたノイズが出ます。これは、歪みペダルかNANOペダルをオフにすると解消します。
音痩せについて
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、トゥルーバイパス設計になっているので、音痩せは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
主な使い方や音作りのコツ
ファズと合わせて轟音オルタナサウンドに
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、高域がはっきりと聞こえる印象があるので、ファズなどの音がこもりやすいエフェクターの相性がいいように思います。
90’Sオルタナサウンドで多用されていたような、轟音サウンドにも埋もれることなく個性を出せるので、ぴったりだと思います。
ファンク系のカッティングプレイに
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、ややコンプ感もあり、カッティングプレイにも相性がいいと思います。特にクラシックなファンクの曲にはぴったりですね。あとレゲエなんかにもよく合いますよ。
実際の音色の動画
ギターの音作りも大事ですが、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切ですよね。個人練習もいいですが、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達しますよ！
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デメリットと感じるポイント
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- フェイズ・ノイズが出やすい
- 細かい音作りはできない
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
まとめ：nano SMALL STONEはこんな人にオススメ！
エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- エフェクターは手軽に音作りがしたい
- ファズと相性のいいフェイザーが欲しい
- 定番のアナログ・フェイザーを探している
というところでしょうか。エレクトロ・ハーモニクス / nano SMALL STONEは、歪み系と合わせても音が埋もれず、しっかりとしたフェイザーサウンドが作れる印象ですね。ツマミ一つでシンプルなので、フェイザー初心者さんにもおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！
デザインもとてもかっこいいので、ボードにあると結構テンション上がりますね（笑）
