こんな人におすすめ
- ヴィンテージ・ファズのサウンドが好き
- ファズは個体差が大きくて困っている
- いろいろなタイプのファズサウンドを楽しみたい
今回はヴィンテージ・ファズ好きはマストの「BOSS / FZ-1W」をご紹介します!
こんにちは!管理人のトーイです。最近、2022年に開催されたグラストンベリー・フェスの映像を見たのですが、めちゃくちゃ人が入っていて、すっかりコロナ前の雰囲気でびっくりしました。いいなあ〜。
今回はヴィンテージ・ファズ好きはマストの「BOSS / FZ-1W」をご紹介したいと思います!
特に「ヴィンテージ・ファズのサウンドが好き」「ファズは個体差が大きくて困っている」「いろいろなタイプのファズサウンドを楽しみたい」といった人にはおすすめのエフェクターだと思います。
それではさっそく「BOSS / FZ-1W」を一緒に学んでいきましょう!
MXR/ M173 Classic 108 Fuzz
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ブランド / メーカーについて
BOSS
BOSSは元々rolandのグループ会社として、1976年に世界初のコーラスペダルCE-1を発表した老舗エフェクターブランドです。1977年には、世界初のオーバードライブペダルにして、今でも多くのギタリストに愛されているOD-1を発表するなど、常に時代のニーズに対応し、進化しているエフェクターブランドです。
BOSS / FZ-1Wってどんなエフェクター?
ファズという種類のエフェクター
「BOSS / FZ-1W」は、ファズという種類のエフェクターです。ファズは「毛羽だった」という意味の通り、濁りが混じった/潰れたような音など過激なサウンドが特徴の歪み系エフェクターです。主にギターソロやトリッキーなプレイに使用されることがあるエフェクターですね。
機種によっては、音程が分かりにくくなるほど歪むものもあります。ファズ使いとして世界一有名なのは、言わずもがな「ジミ・ヘンドリックス」ですね。
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「技 WAZA CRAFT」の技術でヴィンテージ・ファズを再定義
BOSS / FZ-1Wは、「技 WAZA CRAFT」の独自の視点で魅力の核心に迫り、磨き上げられた技術とノウハウにより、ヴィンテージ・ファズを再定義したファズ・ペダルです。
煌びやかさ、粘り、ボリュームへの追従性など、ヴィンテージ・ファズに求められるサウンドが詰まったペダルですね。
BOSS / FZ-1W
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スペックや価格について
BOSS / FZ-1Wの仕様や価格の情報です(2023年10月3日現在)。
メーカー | メーカー名 |
---|---|
価格 | 22,000円前後 |
電源 | 9V電池、ACアダプター |
消費電流 | 16mA |
端子 | 入力、出力、ACアダプター |
寸法 | 73(W)×59(H)×129(D)mm |
重量 | 430g |
注:2023年10月3日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
ツマミについて
FUZZ | 歪みの量を調節できます |
---|---|
LEVEL | 音量を調整できます |
TONE | サウンドの明るさを調節できます |
MODE / V(Vintage) | ヴィンテージ・ファズを再解釈した往年のファズサウンド |
MODE / M(Modern) | 現代的なパンチのある中低域、厚みのあるファズサウンド |
音の特徴について
ヴィンテージとモダンの2モードがある
BOSS / FZ-1Wは、ヴィンテージとモダンの2モードがあり、使い勝手がとてもいいファズペダルだと思います。つまみも3つだけと初心者でも扱いやすいです。
ヴィンテージ・モードでは、きらびやかさを備えたハイゲインなファズ・サウンドと粘りのあるサステイン、かつてないギターのボリューム追従性を備えています。
モダン・モードでは、ヴィンテージ・モードとは対照的に、サウンドはダークで中低域にハリのある分厚いファズ・サウンドになり、現代の音楽において即戦力となる現代的なサウンドを実現しています。
個人的にはモダンモードのファズサウンドが好みですね。かなり使える音像だと思います。
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デメリットと感じるポイント
BOSS / FZ-1Wのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
デメリットと感じるポイント
- 完全なヴィンテージファズサウンドというわけではない
- どうしてもある程度のノイズが乗る
というところでしょうか。参考にしてみてくださいね。
主な使い方や音作りのコツ
気合の入ったギターソロで!
BOSS / FZ-1Wの使い方の一つ目は、やはりここ一番でのギターソロで踏む方法でしょう。モダンモードの場合、ギターのボリューム・ノブを絞れば、ヴィンテージ・モードとは毛色の違うクランチ・サウンドや、軽快なクリーン・サウンドまで、幅広くサウンドを変化させることが可能です。
轟音ノイズのシューゲイザーサウンド
使い方の二つ目は、こちらも定番ですが、轟音ノイズのシューゲイザーサウンドを作る時に使えると思います。BOSS / FZ-1Wは、心臓部にシリコン・トランジスタを採用していて、ファズの設計において難しいと言われるバイアスの制御とノイズ発生を抑えながらハイゲインなファズ・サウンドを実現しており、轟音サウンドを作りやすいと思いますよ。
実際の音色の動画
まとまりがあって非常にいいファズサウンドですね!トーンで音色をかなり変化できるのもポイント高いです!
BOSS / FZ-1W
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BOSS / FZ-1Wはこんな人にオススメ
BOSS / FZ-1Wは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- 最初の一台目のファズを探している人
- 安定したファズサウンドを求めている人
- 一台でヴィンテージとモダンのファズを楽しみたい人
そのほかのファズ定番ペダル
ファズは、BOSS / FZ-1Wだけでなく、押さえておきたい+おすすめの定番ペダルもあります。代表的なものをいくつかご紹介しますね。
Jim Dunlop / ファズフェイス ミニ FFM-3
出典:Amazon
Jim Dunlop / ファズフェイス ミニ FFM-3は、ジミ・ヘンドリックスのシグネイチャー・ファズとして人気の高い JHF1 Hendrix Fuzz Face と【全く同じ回路】を使用して、ボードにも収まるようなコンパクトサイズに成功したペダルです。
「ファズフェイス」の特徴でもある、ローが強調されつつも、スムーズ且つ暴れ感のあるサウンドになっています。
またギター側のボリュームコントロールにもしっかり追従してくれるので、いわゆる「鈴なり」サウンドも作り出すことができます。
BIG MUFF Pi ビッグマフ
出典:Amazon
BIG MUFF Pi ビッグマフは、1969年に登場以来、多くのギタリストが使用している定番ファズです。これまでに、様々なモデルがリリースされており、他社製品も含めて非常にバリエーションが豊富なのも特徴の一つです。
今回ご紹介するのは「BIG MUFF Pi」とも呼ばれる現行品のビッグマフで、ルックスは3rd versionを踏襲しており、実用性を考慮してLEDが付けられています。
ZVEX / Vexter Fuzz Factory
出典:Amazon
ZVEX / Vexter Fuzz Factoryは、5つのツマミで、王道の図太いファズサウンドからブツブツと途切れたようなノイズに近いサウンド、過激な発振、轟音シューゲイザーサウンドまで、様々な音色を作り出すことができるファズ・ペダルです。
ゲルマニウムトランジスタを使用した繊細なサウンドが特徴で、モダン・ファズながらも既に業界標準となっているペダルです。
記事のまとめ
今回は「BOSS / FZ-1W」をご紹介しました。ポイントをまとめてみると
ここがポイント
- ヴィンテージ・ファズを再定義
- ヴィンテージとモダンの2モード
- 初心者でも扱いやすい設計
といったところでしょうか。
BOSS / FZ-1Wは、BOSSの技術力を見せつけられるファズ・ペダルだと思います。ヴィンテージ・ファズが好きな方だけでなく、多くの人にアプローチできるペダルだと思うので、最初の一台目にもおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました!皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは!
ファズを踏むと、ギタリスト魂のようなものもスイッチ入りますね。僕だけかな(笑)
BOSS / FZ-1W
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