こんな人におすすめ
- 初めてファズを買いたいと思っている
- バンドに馴染む扱いやすいファズが欲しい
- コンパクトでボートに組みやすいファズを探している

ファズを使ってみたいんだけど、なんだか上手く扱えそうにないイメージが強くって。初心者にも使いやすいファズを教えて欲しいなあ。
それなら、コンパクトで扱いやすい王道ファズサウンドを踏襲した「ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFF」がオススメだよ!

こんにちは!管理人ギタリストのトーイです。
ファズって暴れまくって扱いにくい、バンドで使うとなんだか音抜けが悪くて、メンバーから評判が悪い、といった悩みはないでしょうか?僕も一時期悩んでいた時がありました。
今回は、そんなギタリストさんにおすすめの、コンパクトで扱いやすい王道ファズサウンドを踏襲した「ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFF」をご紹介します!
特に『初めてファズを買いたいと思っている』『バンドに馴染む扱いやすいファズが欲しい』『コンパクトでボートに組みやすいファズを探している』という方にオススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFF」のあれこれを楽しんで解説していきましょう!参考にしていただければうれしいです!

OP-AMP BIG MUFF
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エレクトロ・ハーモニクスについて

世界有数の歴史あるエフェクター・ブランド
Electro Harmonix(エレクトロ・ハーモニクス)は、1968年マイク・マシューズによって創設されたエフェクター・ブランドです。アメリカとロシアに本拠地がある世界有数の歴史あるエフェクター・ブランドのひとつとして知られています。これまでにファズをはじめとして、ディレイ、鍵盤エミュレートなど、幅広いジャンルで独自性の高いエフェクターをリリースしています。
OP-AMP BIG MUFFってどんなエフェクター?
オペアンプを使用した名機ファズのリイシューモデル
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、Smashing Pumpkinsのビリー・コーガンが使用していることで有名な、1970年台後半に生まれたOp-Amp Big Muffのリイシューモデルのファズペダルです。
増幅素子に一般的なビッグマフのトランジスタでは無く、オペアンプ(注1)を使用し、ゲインステージは従来の4段ではなく3段を採用しているのが大きな特徴です。そのためビンテージ・サウンドを見事に再現しながらも、初心者さんでも扱いやすいファズ・サウンドになっています。
注1: オペアンプとは
OP-AMP(オペアンプ)とは、エフェクター内部に搭載されている小さなパーツのことで、エフェクターの特性、音質を決定づける役割をしています。また、オペアンプを使用しないエフェクターは「ディスクリート回路」と呼ばれ、トランジスタの配置などの回路全体によってエフェクターの特性が決定づけられています。ファズに関しては、回路が非常にシンプルな構造になっているため、通常は「ディスクリート回路」になっているようです。

ビリー・コーガン愛用していると知ってテンション上がる!初心者にも扱いやすいって更にいいね!
そうだね。特にグランジサウンドには相性が良くて、分厚い轟音リフやリードプレイができるよ!

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OP-AMP BIG MUFF
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こんな人にオススメ
- 初めてファズを買いたいと思っている
- バンドに馴染む扱いやすいファズが欲しい
- コンパクトでボートに組みやすいファズを探している
スペックや価格について
スペックや価格について
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFのスペックや価格の情報です(2024年7月13日現在)。
ブランド名 | ELECTRO-HARMONIX |
価格 | 15,000円前後 |
発売時期 | 2017年 |
電源 | DC 9V=乾電池 006P型(9V)×1、ACアダプター(別売) |
サイズ | 70(W)×54(H)×115(D)mm |
重量 | 240g |
注:2024年7月13日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古市場価格について
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFの中古価格相場の情報です(2024年7月13日現在)。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
デジマート | 10,000円前後 |
ヤフオク | 10,000円前後 |
注:2024年7月13日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
コントロール部について

VOLUME | エフェクト音の音量を調整できます |
TONE | エフェクト時のトーンを調節できます |
SUSTAIN | サステインとディストーションの量を調節できます |
TONEスイッチ | 回路からTONEコントロールをバイパスできます |
TONEスイッチで音のキャラクターが変わる
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、つまみが3つとシンプルな仕様になっているのですが、TONEスイッチを使うことで音のキャラクターがグッと変わります。スイッチをオフにすると、トーンがカットされるというよりも、高音も低音も含めて、全音域がガッツリ前に出てくるような轟音サウンドになります。
グランジ~シューゲイザー系サウンドを求めるなら、とても使えるスイッチですね。僕は個人的にはオフで使用することが多いです。
音の特徴について
素直で扱いやすいファズサウンド
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、オペアンプを使用していということもあって、素直で扱いやすいファズサウンドという印象です。暴れてしまって扱いにくい(いい意味です)ファズではないので、初心者さんでも使いやすいと思います。また、音抜けもよくバンドサウンドでも扱いやすいのではないでしょうか。
激しいファズからディストーションまでカバー
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、ゲインステージと呼ばれているものが、従来の4段ではなく3段で構成されているらしく、激しいファズからディストーションまでカバーできます。
またトーンスイッチの切り替えで、サウンドキャラクターもかなり変わるので、ファズを2台持っているようなお得感を得ることができます(笑)
実際の演奏動画

ビリーコーガン本人がスマパンの曲で試奏している。。めちゃくちゃテンション上がる神動画じゃないですか!

OP-AMP BIG MUFF
エフェクター購入は、業界最安値のサウンドハウスがおすすめ!お気に入りの一台が見つかりますよ!
こんな人にオススメ
- 初めてファズを買いたいと思っている
- バンドに馴染む扱いやすいファズが欲しい
- コンパクトでボートに組みやすいファズを探している
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、歪みエフェクターということでレベルを上げていくと多少のノイズが出てきます。とはいえ、使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
音痩せについて
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、トゥルーバイパス設計になっているので、音痩せは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
主な使用アーティスト
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- ビリー・コーガン(スマッシング・パンプキンズ)
- ジェラルド・ウェイ(マイ・ケミカル・ロマンス)
- アンソニー・ゴンザレス(M83)

やっぱりビリー・コーガンは外せないなあ。個人的にはネオ・シューゲイザー「M83」が使っているというのもポイント高いなあ!
OP-AMP BIG MUFFの良い点、気になる点


スペックや特徴などはよくわかったけど、実際に使ってみた感じはどうなの?良いところはもちろん、悪いところも教えて欲しいなあ。
そうだね。ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは良い点もあるけど、もちろん気になるところもあるよ。わかりやすく解説するね。

ここまでELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFのスペックや特徴などをご紹介してきましたが、僕が実際に感じた、良い点といくつか気になる点があるので、わかりやすく表にして比較してみますね。
良い点
- とても扱いやすいファズサウンド
- トーンスイッチがかなり使える
- 筐体デザインがかっこいい
気になる点
- 至って普通のファズサウンド
- Big Muffの個性的サウンドではない
- トーンにクセがあるという人も
良い点:とても扱いやすいファズサウンド
良い点ですぐに思い浮かぶのは、オペアンプを使用しているため、とても扱いやすいファズだという点です。特にバンドでファズを使うと、音が抜けないとか、メロディが潰れてしまって何を弾いているかわからないというような方にオススメです。
トーンスイッチもかなり使い勝手が良く、筐体デザインもかっこいいというのも、個人的にはポイント高いですね。
気になる点:優等生で平均的すぎる
良い点の裏返しになりますが、扱いやすいという反面「おとなしく優等生すぎる」というファズマニアの方もいるようです。特にBig Muffの個性的なファズサウンドを期待しているとちょっと肩透かしになるかもしれません。
なので、使い方にもよりますが、より暴れるような力でねじ伏せていくようなファズが好みの方には、少し物足りないのかも知れませんね。
おすすめの使い方や音作りのコツ


ここまででだいぶペダルのことがわかったよ!実際にどんな使い方がおすすめなのか知りたいな。
轟音グランジサウンドでバッキング+リードプレイ
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、轟音グランジサウンドで思い切りバッキング+リードプレイをするとめちゃくちゃ気持ちいいです。スマパンやダイナソーJr.、サウンドガーデンなど、往年のグランジバンドの名曲を思い切りカバーしてください!
シューゲイザーサウンドでかき鳴らす!
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、音抜けもよくバンドサウンドでも良く馴染むので、シューゲイザーサウンドでかき鳴らす!というのも僕はよくやります。トーンスイッチはオフにして使うのですが、コードをかき鳴らしていると、どんどんエスカレートしてトリップしてしまいますね(苦笑)
ギターの音作りも大事だけど、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切。個人練習いいけど、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達するよ!

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まとめ:OP-AMP BIG MUFFはこんな人にオススメ!

ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- 初めてファズを買いたいと思っている
- バンドに馴染む扱いやすいファズが欲しい
- コンパクトでボートに組みやすいファズを探している
ELECTRO-HARMONIX / OP-AMP BIG MUFFは、非常に扱いやすくコンパクトファズ・ペダルだと感じました。個人的に愛用しているペダルで、バンドでもとても使い勝手がいいので、初心者さんだけでなく、使いやすいファズを探している方には、とてもオススメです!
最後までお読みいただきありがとうございました!皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは!

これはまさしく僕が求めていたファズという気がするよ!早く手に入れてスマパンの曲を弾きまくりたい!
僕も手に入れた当日に「Cherub Rock」を弾き倒した思い出があります(笑)楽しんで!


OP-AMP BIG MUFF
エフェクター購入は、業界最安値のサウンドハウスがおすすめ!お気に入りの一台が見つかりますよ!
こんな人にオススメ
- 初めてファズを買いたいと思っている
- バンドに馴染む扱いやすいファズが欲しい
- コンパクトでボートに組みやすいファズを探している