こんな人におすすめ
- 原音を活かした歪みが欲しい
- トランスペアレント系が好き
- JanRayが欲しいが手がでない

クリーンで気持ちのいい歪みのオーバードライブって好きだなあ。なにかお手頃なおすすめペダルはあるかな?
それなら、トランスペアレント系オーバードライブの先駆けになったペダルのミニサイズ版、「MXR / Timmy Overdrive」がオススメだよ!

こんにちは!管理人ギタリストのトーイです。
ギターの原音を生かした歪みが好き、トランスペアレント系オーバードライブを使ってみたいけど何がいいかわからない、というような悩みはないでしょうか。
今回はそんなギタリストさんにおすすめの、トランスペアレント系オーバードライブの先駆けになったペダルのミニサイズ版、「MXR / Timmy Overdrive」をご紹介します!クリーンなトーンを活かしつつナチュラルな歪みを生み出す、「使える」オーバードライブのひとつです。
特に『原音を活かした歪みが欲しい』『トランスペアレント系が好き』『JanRayが欲しいが手がでない』という方にオススメできるエフェクターだと思います。
それでは、「MXR / Timmy Overdrive」のあれこれを楽しんで解説していきましょう!参考にしていただければうれしいです!

MXR / Timmy Overdrive
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MXRについて

多くのギタリストに愛されている老舗エフェクターブランド
MXRは、創業は1972年にニューヨーク州西部ロチェスターに設立された、最古参のひとつに数えられるエフェクターのメーカーです。初期の頃はオーディオ用品の修理事業などをメインとして業務を行っていましが、その後エフェクター制作を始め、「M102 DYNA COMP 」をはじめ、現在でも多くのギタリストに愛される名作エフェクターを数多く発表しています。
MXR / Timmy Overdriveってどんなエフェクター?
名品「Timmy 」を受け継いだトランスペアレント系オーバードライブ
MXR / Timmy Overdriveは、世界的に有名なペダルビルダーPaul Cochrane(ポール・コクレイン)とMXRのコラボレーションによって生まれた、オーバードライブ・ペダルです。
そのサウンドは、透明感がありながら幅広いレンジがあり、繊細なトーン調整ができる点が大きな特徴で、「トランスペアレント系」という新たなカテゴリが誕生するほど、数多くのフォロワーペダルが生まれました。
ギター本来の音色を活かしながら、微妙なニュアンスを逃さずに表現でき、ゲインを上げても音の分離感がしっかりしているので、バンドアンサンブルの中でも埋もれにくい、まさに「現場で使える」オーバードライブです。

これはミニサイズだしボードに組み込みやすそうでいいね!サウンドも良さそう!
しっかりとギター原音を生かした歪みで弾いていて気持ちがいいよ!

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MXR / Timmy Overdrive
エフェクター購入は、業界最安値のサウンドハウスがおすすめ!お気に入りの一台が見つかりますよ!
こんな人にオススメ
- 原音を活かした歪みが欲しい
- トランスペアレント系が好き
- JanRayが欲しいが手がでない
スペックや価格について
スペックや価格について
MXR / Timmy Overdriveのスペックや価格の情報です(2025年5月22日現在)。
価格 | 24,000円〜30,000円前後 |
電源 | 9V AC/DCアダプター(別売り) ※電池は利用できません |
サイズ | 45mm (W) × 92mm (D) × 55mm (H) |
注:2025年5月22日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
中古市場価格について
MXR / Timmy Overdriveの中古価格相場の情報です(2025年5月22日現在)。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。
デジマート | 22,000円前後 |
ヤフオク | 16,000円〜20,000円前後 |
注:2025年5月22日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
コントロール部について

BASS | 右に回すと低域をカットしていきます。 |
CLIPスイッチ | 3種類のクリッピングダイオードを選択できます。 |
GAIN | オーバードライブのゲインレベルを調整できます。 |
TREBLE | 右に回すと高域をカットしていきます。 |
VOLUME | 音量を調整できます。GAINを絞った状態でVOLUMEを上げることで、クリーンブースターとしても使用可能です。 |
独特のつまみ設定が大きな特徴!
MXR / Timmy Overdriveのつまみは、一般的なペダルとは少し違っていて、独特の設計になっています。TREBLEとBASSは、一般のペダルやアンプとは反対に働く「カット・フィルター」になっている点が大きな特徴です。それぞれゼロの位置がフラットな状態で、右に回すほど高域、低域をカットしていきます。
また、モードセレクター・スイッチによって非対称・対称のクリッピング回路の選択ができ、歪みやコンプレッションのかかり具合を選択できます。どのモードであっても極端にサウンドが変化しない回路設計になっているので、とても扱いやすいです。
音の特徴について
ナチュラルなクリーントーンの歪み!
MXR / Timmy Overdriveは、ギターの原音を活かしたナチュラルなクリーントーンの歪みが特徴です。ゲインを上げても音の分離が優れており、弾いたニュアンスがしっかり伝わります。ピッキングの強弱に応じたダイナミクスが自然に表現できるので、演奏の表現力が高まります。
細かく音を作り込みやすい!
MXR / Timmy Overdriveは、BASSとTREBLEが独立して調整できるので、音抜けの良さやミッドの強調が自在に設定できる点が、とても重宝しています。クリッピングスイッチでサウンドの傾向も調整できますし、小型なのでボードに組みやすい点も最高です。
実際の演奏動画
つまみの調整に初めは少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまうと逆に調整しやすくなってきますよ。


MXR / Timmy Overdrive
エフェクター購入は、業界最安値のサウンドハウスがおすすめ!お気に入りの一台が見つかりますよ!
こんな人にオススメ
- 原音を活かした歪みが欲しい
- トランスペアレント系が好き
- JanRayが欲しいが手がでない
ノイズや音痩せについて
ノイズについて
MXR / Timmy Overdriveは、ノイズは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
音痩せについて
MXR / Timmy Overdriveは、音痩せはほとんど気にならないですね。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。
主な使用アーティスト
MXR / Timmy Overdriveは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。
主な使用アーティスト
- Jerry Cantrell(Alice in Chains / Ozzy Osbourne)
- Tell Chang(エレファントジム)

エレファントジムは、最近気に入ってよく聴いているよ!いいね!
Timmy Overdriveの良い点、気になる点


スペックや特徴などはよくわかったけど、実際に使ってみた感じはどうなの?良いところはもちろん、悪いところも教えて欲しいなあ。
そうだね。MXR / Timmy Overdriveは良い点もあるけど、もちろん気になるところもあるよ。わかりやすく解説するね。

ここまでMXR / Timmy Overdriveのスペックや特徴などをご紹介してきましたが、僕が実際に感じた、良い点といくつか気になる点があるので、わかりやすく表にして比較してみますね。
良い点
- 透明感あるナチュラルな歪み
- 細かなサウンドメイクが可能
気になる点
- ハイゲインな音作りには不向き
- 単体使用だと物足りないかも
良い点:透明感あるナチュラルな歪みが気持ちいい!
MXR / Timmy Overdriveは、ギターの原音をしっかり活かしたナチュラルな歪みが本当に気持ちいいですね。多くのオーバードライブが、音の色付けを強調するのに対し、Timmy Overdriveはあくまでクリーンなトーンを維持しながら、ゲインを追加していくアプローチが魅力です。
また、BASSとTREBLEを細かくコントロールできるため、どんなアンプやギターとも、相性良くセッティングが可能なのも嬉しいですね。
気になる点:ハイゲインなジャンルには向かないかも
MXR / Timmy Overdriveは、その透明感のある音質が魅力ですが、歪みの量は控えめなので、ハードロックやメタルのような高いゲインを求めるジャンルでは、あまり向いていないと思います。また、個人的には単体使用というよりも、他のドライブペダルとの併用が、より効果を発揮してくれると感じます。
おすすめの使い方や音作りのコツ


ここまででだいぶペダルのことがわかったよ!実際にどんな使い方がおすすめなのか知りたいな。
クリーンアンプへのプッシュで美しいクランチサウンド!
MXR / Timmy Overdriveは、クリーンなアンプとあわせて、適度なゲインを加えることで、温かく透明感のあるクランチサウンドを作り出せます。ピッキングの強弱にしっかり反応してくれるので、軽いタッチではクリーンに、強く弾けば歪みが際立つ、エモーショナルなギタープレイができますよ。
ブースターとしての活用で存在感をプラス!
MXR / Timmy Overdriveは、ハイゲインなアンプや他のオーバードライブのブースターとして使用すると、音の輪郭を強調し、ミックスの中で埋もれない存在感を発揮してくれます。特にソロ時には、他の楽器に埋もれることなく、クリアに前に出てくれるサウンドが得られますよ。
ギターの音作りも大事だけど、やっぱり演奏力をあげるのもとても大切。個人練習いいけど、レッスンを受けて客観的に指導してもらうと、確実に上達するよ!

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人気の定番オーバードライブ
オーバードライブには、数多くのミュージシャンに愛されてきた定番ペダルが数多くあります。ここでは手に入りやすい代表的なものをいくつかご紹介しますね。
BOSS / SD-1

BOSS / SD-1は、1981年の発売以来、世界中のギタリストに愛される定番オーバードライブです。
甘くマイルドな歪みはピッキングの微妙なニュアンスを生かすことができ、またトーンコントロールによって表情豊かな表現をすることができます。
その安定感のある歪みは、ある意味「オーバードライブの音」の指標にもなっています。

BOSS / SD-1
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BOSS / OD-3

BOSS / OD-3は、しっかりとした中低域と艶のある倍音が大きな特徴のオーバードライブです。
また、BOSS独自のデュアル・ステージ・オーバードライブ・サーキットを採用することで、一般的なオーバードライブを超える豊かなゲインとサステインが得ることが可能です。

BOSS / OD-3
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BOSS / BD-2

BOSS / BD-2 Blues Driverは、1995年に登場以来のベストセラーのBOSSを代表するオーバードライブの一つです。
強くピッキングした時の倍音やアタック感が美しく、オーバードライブ・サウンドから軽やかなクリーン・トーンまで、初心者でも扱いやすいシンプルなコントロール感です。
ドライブ・サウンドの可変域も広いので、クリーンブースター的な使い方から、激しいオーバードライブまで幅広いサウンド・メイクが可能です。

BOSS / BD-2 Blues Driver
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Ibanez / TS9

Ibanez / TS9 チューブスクリーマーは、スティーヴィー・レイ・ボーンほか、数多くのトップ・ギタリストに使用されたオーバードライブの代名詞とも言えるペダルです。
80年代初めに海外で発売されると、多くのミュージシャンに愛用され、現在、いわゆる「TS系」と呼ばれる現在のオーバオードライブ・ペダルは、このTS-9を基に製造されています。
また、現在市販されている「Tube Screamer TS-9」はオリジナル TS9 を当時のまま再現したモデルになっています。

Ibanez / TS9
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Ibanez / TS808

Ibanez / Tubescreamer TS808は、元々は星野楽器が販売していたオーバードライブペダルMAXONのシリーズで、1970年代に海外で販売されたTubescreamer Overdrive Pro TS808の再生産版です。
2014年に35周年を迎えたチューブスクリーマーは今でも世界中のギタリストから愛されています。チューブスクリーマーの粘りのある中音域の歪みを愛してやまない人達にとって、この再生産は嬉しいですね。

Tubescreamer TS808
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Fulltone / OCD

Fulltone / OCDは「OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE」、略して「OCD」と呼ばれているエフェクターです。
ソリッドステート(トランジスタ)アンプ、特にジャズコーラスとの相性は抜群で、Volを絞ったクリーントーンでも高い解像度を保ち、ピッキングに対する反応性もいいのが大きな特徴です。

Fulltone / OCD
エフェクター購入は、業界最安値のサウンドハウスがおすすめ!お気に入りの一台が見つかりますよ!
まとめ:Timmy Overdriveはこんな人にオススメ!

○MXR / Timmy Overdriveは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人にオススメ
- 原音を活かした歪みが欲しい
- トランスペアレント系が好き
- JanRayが欲しいが手がでない
MXR / Timmy Overdriveは、ギターの原音を極力活かしたナチュラルな歪みを生み出すため、オリジナルのサウンドを崩したくないギタリストに最適です。また、クランチトーンが美しく、クリーンと歪みの境目を楽しむスタイルが好きな方にも、強くオススメしたいペダルです!
最後までお読みいただきありがとうございました!皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは!

これは手軽に試せそうなトランスペアレント系オーバードライブだな!早速試してこよう!
個人的にはJanRayが欲しいけど手がでない!手に入らない!という方に、一度試して欲しいペダルだよ(笑)。


MXR / Timmy Overdrive
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- 原音を活かした歪みが欲しい
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