MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveの特徴と使い方をレビュー。表現力豊かな歪み。

こんな人におすすめ

• 手元で歪みを調整したい
• ピッキングニュアンスは大事だ
• アンプライクで明快な歪みが好き

こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。

ギターを弾いていると、ピッキングの強弱やボリュームコントロールで歪みを調整したいなあ、と思うことってありますよね。ギタリストさんの「あるある」だと思います。

今回はそんなギタリストさんにおすすめの、ピッキングで歪みをしっかり表現できるローゲイン・オーバードライブの「MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdrive」をご紹介します！

特に『手元で歪みを調整したい』『ピッキングニュアンスは大事だ』『アンプライクで明快な歪みが好き』という方にオススメできるエフェクターだと思います。

それでは、「MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdrive」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！

Sweet Honey Overdriveってどんなエフェクター？

アンプライクなローゲイン・オーバードライブ

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、「ダンブルアンプ」や「SUPROアンプ」のサウンドにインスパイアされた、ブランドを代表するアンプライクなローゲイン・オーバードライブ・ペダルです。

ピッキングやボリュームコントロールの追従性が非常に高く、手元で歪みを自在にコントロールできます。また、レスポンスも非常に良いので、ギタリストの表現力をしっかり反映してくれます。

スペックや価格について

スペックや価格について

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveには、亜鉛ダイキャストにハンドワイアード（注1）の「オリジナルモデル」、コストパフォーマンスに優れたプリント基板の「NEWモデル」の2種類が存在します。ここでは手に入れやすい「NEWモデル」のスペックと価格をご紹介しますね。（2024年8月28日現在）。

ブランド名	MAD PROFESSOR
価格	24,000円～29,000円前後
電源	006P（1個）、ACアダプター（別売）
消費電流	5mA（DC9V）

注：2024年8月28日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。

中古市場価格について

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveの中古価格相場の情報です（2024年8月28日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。

デジマート	22,000円～24,000円前後
ヤフオク	22,000円～24,000円前後

注：2024年8月28日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。

コントロール部について

VOLUME	出力レベルを調整できます
DRIVE	歪みの量を調整できます
FOCUS	回路の歪みやすさと全体のEQをコントロールできます。

FOCUSつまみが特徴的

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、つまみは3つと少ないのですが「FOCUS」という聞きなれないつまみがついているのが特徴です。いわゆるTONEに近いのですが、反時計回りいっぱいまで回すと、歪みの少ないメロウなトーン、時計回りいっぱいまで回すと、高域が軽くブーストされた明るい歪みになります。なので、細かい設定をすることなくサウンドメイクできる印象ですね。

音の特徴について

明るく軽快なドライブサウンド

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、歪み量はそこまで大きくはないのですが、輪郭がはっきりとした明るいドライブサウンドで、バッキングやポップスにぴったりハマる印象です。また組み合わせるアンプやギターの本領をしっかり引き出してくれるペダルで、汎用性も高く色々なジャンルで使えそうです。

ピッキングニュアンスをしっかり表現してくれる

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、ギタリストのピッキングニュアンスをしっかりを表現できるペダルだと感じます。歪みのレベルは、ピッキングアタックとピックアップのヴォリュームによってコントロールすることができます。

オーバードライブさせたければより強いピッキングを、クリーントーンが欲しければ柔らかくピッキングすることで、手元のみで自在に歪みを調整できます。

実際の演奏動画

ノイズや音痩せについて

ノイズについて

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、ノイズは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。

音痩せについて

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、トゥルーバイパス設計になっているので、音痩せは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。

主な使用アーティスト

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、主に以下のアーティストが使用しているようです。参考にしてみてくださいね。

Sweet Honey Overdriveの良い点、気になる点

ここまでMAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveのスペックや特徴などをご紹介してきましたが、僕が実際に感じた、良い点といくつか気になる点があるので、わかりやすく表にして比較してみますね。

良い点：ピッキンングニュアンスをしっかり出せる歪み

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、ピッキンングニュアンスをしっかり表現できて、手元で歪みの量も調整できるというのが最高です。音色も個人的には好みの明るくハリのあるドライブサウンドですね。FOCUSつまみも音作りが楽なので気に入っています。

気になる点：用途に合わないと割高感がある

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、あまり歪まないので一台でがっつり歪みを作りたい人にとっては物足りないかもしれません。また簡単に音作りできるという反面、追い込んでサウンドメイクはできない印象です。ただ、この辺りはアンプや他のエフェクターとの組み合わせ次第で、ある程度はクリアできる範囲だと思いますね。

まとめ：Sweet Honey Overdriveはこんな人にオススメ！

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。

MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdriveは、ブランドを代表するペダルというだけあって、しっかりとギタリストのピッキングニュアンスを表現してくれるオーバードライブだと感じました。フィンガーピッキングスタイルでのプレイにもよく合うので、そんなプレイが好きな方にもおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！