FRIEDMAN / BE-ODの特徴と使い方などを徹底レビュー。上質でハイゲインなディストーション。JC対策にも。

こんな人におすすめ

• どんなアンプでもしっかり歪ませたい
• 上質なハイゲインサウンドが好き
• 細かく歪みの音作りをしたい

こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。

スタジオのジャズコでもしっかりと歪ませたい、いつでも上質なハイゲインサウンドを楽しみたい！そんなギタリストさんは多いのではないでしょうか。

今回はそんなギタリストさんにおすすめの、上質でハイゲインなディストーションサウンド「FRIEDMAN / BE-OD」をご紹介します！

特に『どんなアンプでもしっかり歪ませたい』『上質なハイゲインサウンドが好き』『細かく歪みの音作りをしたい』という方にオススメできるエフェクターだと思います。

それでは、「FRIEDMAN / BE-OD」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！

BE-ODってどんなエフェクター？

BE-100のトーンを再現するディストーション・ペダル

FRIEDMAN / BE-ODは、同メーカーのハイエンドアンプ、BE-100のトーンを再現するディストーション・ペダルです。アンプライクなハイゲインサウンドと、ギターのボリュームに対する反応も早いのが特徴です。どのようなアンプでもしっかりと歪みを作ることができ、またノイズが少ないというのも大きな特徴です。

スペックや価格について

スペックや価格について

FRIEDMAN / BE-ODのスペックや価格の情報です（2024年8月31日現在）。

ブランド名	FRIEDMAN
価格	29,000円～3,9000円前後
発売時期	2016年
電源	DC 9V-18Vアダプター（センターマイナス）、電池非対応
サイズ	71(W)×58(H)×121(D)mm
重量	290g

注：2024年8月31日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。

中古市場価格について

FRIEDMAN / BE-ODの中古価格相場の情報です（2024年8月31日現在）。価格相場は状況によって変動しますので、あくまで参考程度にしてくださいね。

デジマート	25,000円～27,000円前後
ヤフオク	20,000円前後

注：2024年8月31日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。

コントロール部について

VOL	エフェクト時の音量を調整できます
GAIN	歪みの量を調整できます
BASS	低音域を調整できます
TREBLE	高音域を調整できます
PRES	超高音域を調整できます
TIGHT	低帯域を調整できます
GAIN TRIM （内部）	全体的なゲイン量の調整ができます

細かくサウンドを追い込むことができる

FRIEDMAN / BE-ODは、つまみが6つも付いているので、かなりサウンドを追い込むことができます。特徴的なのは「Tight」というつまみで、12時を基準として左に回すとブーミーで分厚いサウンドに、右に回すとゲインと低域が下がりタイトで締まったサウンドになります。全体の音像を引き締める印象ですね。

またペダル内部には全体的なゲイン量を調整できるトリマーが付いています。出荷時はMAXになっていますが、ツマミを下げることによって落ち着いた歪み量することもできます。

音の特徴について

高品質なハイゲインサウンド

FRIEDMAN / BE-ODは、多くのギタリストを魅了してきたFRIEDMAN BE-100」のサウンドを再現したペダルというだけあって、高品質なハイゲインサウンドという印象です。「どんなクリーンアンプもBE-100にする」というコピーの通り、JC-120のようなトランジスタアンプに繋いだ場合にも、しっかりと歪んだ真空管アンプのようなサウンドが得られます。

細かい音作りと幅広い歪み

FRIEDMAN / BE-ODは、細かい音作りと幅広い歪み作れることも特徴ですね。つまみは6つと多いのですが、その分サウンドメイクを追い込めます。また比較的ノイズが少ないのもいいですね。

実際の演奏動画

ノイズや音痩せについて

ノイズについて

FRIEDMAN / BE-ODは、歪みペダルとしてはノイズは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。

音痩せについて

FRIEDMAN / BE-ODは、トゥルーバイパス設計になっているので、音痩せは少ない方だと思います。使用方法や環境にもよると思いますが、安心して使えるレベルだと思います。

FRIEDMAN / BE-ODの良い点、気になる点

ここまでFRIEDMAN / BE-ODのスペックや特徴などをご紹介してきましたが、僕が実際に感じた、良い点といくつか気になる点があるので、わかりやすく表にして比較してみますね。

良い点：アンプを選ばずサウンドを作り込める

FRIEDMAN / BE-ODは、つまみが6つと多めなので自分の狙ったサウンドを作り込みやすいです。とくにTightつまみがサウンドメイクの肝になっていますね。またどのようなアンプでもしっかりと歪むので、スタジオのアンプ選びに苦労しないですね。

気になる点：つまみが多くクリーントーンは苦手

FRIEDMAN / BE-ODは、主にハイゲインサウンドを目指している方にはとてもいいのですが、クランチ系を好む方には歪み量が多すぎるのであまり向きません。内部ゲイントリマーで歪み量も調整はできますが、ペダル本来の持ち味は薄れると思います。

また細かく音作りができるという反面、つまみが多すぎで面倒という方も多いかもしれませんね。

まとめ：BE-ODはこんな人にオススメ！

FRIEDMAN / BE-ODは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。

FRIEDMAN / BE-ODは、世界中のギタリストに愛されている「FRIEDMAN BE-100」をペダル化したとあって、かなり高品質なハイゲインサウンドですね。愛用者が多いのも納得です。

最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！