こんな人に向いています
- ブルースロックのサウンドが好き
- 定番のオーバードライブが知りたい
- 好きなギタリストのサウンドを真似したい
ブルースロックのような太いクランチサウンドを出したいんだけど、どうしたらいいんだろう?SRVやクラプトンみたいな雰囲気あるサウンドを作れる、初心者でも扱いやすいペダルを教えて!
それなら、ミドルがしっかり出て、ピッキングの強弱が音に出やすいオーバードライブががおすすめ。それじゃあ今回は「ブルースロック」に焦点を合わせた、おすすめオーバードライブを比較紹介していくよ!
ブルースロックのギターサウンドって、歪ませすぎていないのに太く、弾き方ひとつで表情が変わる気持ちよさがありますよね。
Eric Clapton の甘く歌うソロ、Stevie Ray Vaughan の押し出しの強いバッキング、Gary Moore の泣きのロングトーンなど、憧れる音は多いものの、いざ自分で近づけようとすると「どんなペダルを選べばいいの?」と迷いやすいジャンルでもあります。
そんな中、ブルースロック向けの定番として長く支持されているのは、中音域がしっかり出て、ピッキングの強弱を素直に反映してくれるオーバードライブです。
この記事では、ギター初心者〜中級者でも扱いやすい価格帯・操作性・汎用性を重視して、ブルースロックにおすすめのオーバードライブ5選を厳選しました。
さらに、好きなギタリスト別の選び方や、Clapton風・SRV風のセッティングまで紹介するので、参考にしてみてくださいね。
それでは楽しんで紹介していきましょう!参考にしてもらえたら嬉しいです!
ブルースロックとは?歴史とギターサウンドの魅力

ブルースロック向けのオーバードライブを選ぶ前に、まずはこのジャンルの音の特徴を軽く押さえておきましょう。
ブルースロックは、1950〜60年代のエレクトリックブルースを土台に、ロックの力強さやギターソロの存在感を加えて発展したジャンルです。Eric Clapton が John Mayall と作った『Blues Breakers』は、ギター主体のブルースロックを広く浸透させた代表的な作品として知られています。
このジャンルの魅力は、派手な速弾きよりも、1音のニュアンスや“歌うようなギター”にあります。だからこそ、オーバードライブ選びでも「歪み量」だけでなく、弾き方の表情がどれだけ残るかが重要になってきます。
ブルースロックのサウンドの特徴
ブルースロックは、ブルース由来のベンドや太いリフに、ロックの強いビート感が加わったスタイルとして発展してきました。ブルースロックらしい音をひと言でいうなら、歪ませすぎないのに太い音です。
特徴を整理すると、主にこの4つです。
歪ませすぎない
ハイゲインより、軽いクランチ〜中程度の歪みが基本です。
ミドルが太い
中音域が前に出ることで、単音フレーズがしっかり歌います。
ピッキングで表情が変わる
軽く弾けばクリーン寄り、強く弾けば歪みが増す反応の良さが重要です。
チョーキングが映える
ブルーススケール主体のフレーズで、伸びやかなチョーキングやビブラートが気持ちよく決まります。
ブルースロックの代表的ギタリスト
ブルースロックを語るうえで、まず押さえたい代表格はこの5人です。いずれも自分のプレイスタイルを明確に持ったギタリストです。
エリック・クラプトン
ブルースロックを語るうえで外せない王道ギタリストです。甘く歌うようなリードと、歪ませすぎない太いトーンが魅力で、ブルースロックの基礎を作った存在ともいえます。ニュアンス重視のギターを目指すならまず参考にしたい1人です。
スティーヴィー・レイ・ヴォーン
太いミドルと押し出しの強いストラトサウンドで、テキサスブルースを世界的に広めたギタリストです。TS9系の定番イメージを作った存在でもあり、シングルコイルで太く歌わせるブルースロックの教科書的プレイが魅力です。
ゲイリー・ムーア
泣きのロングトーンと激しいビブラートで唯一無二の存在感を放つギタリストです。ブルースロックらしい“1音の説得力”を最も感じやすく、サステイン重視の音作りをしたい人にとって最高の参考になります。
ジョン・メイヤー
現代ブルースロックを代表する存在で、透明感のあるクランチと手元ボリュームを活かした表情豊かなプレイが魅力です。ClaptonやSRVの系譜を現代的に再解釈したサウンドで、現代のギターヒーローの一人です。
ゲイリー・クラーク.Jr
荒さを残した現代ブルースロックを象徴するギタリストです。ブルースの土台にロックやファズ的な荒々しさを混ぜたサウンドが特徴です。歪みが多めのブルースロックの参考にしたい名ギタリストです。
ブルースロック向けオーバードライブの選び方

ブルースロック向けのオーバードライブ選び重要なのは、「どれだけ歪むか」よりも、どんな表情が出せるかで選ぶことです。
このブルースロックでは、ハイゲイン系の派手な歪みよりも、中音域の太さ・ピッキングへの反応・チョーキングの伸びが音の気持ちよさを左右します。
ブルースロック向けのオーバードライブ選びで大切なのは、主に次の3つです。
ミドルが前に出るモデルを選ぶ
まずブルースロックで最も失敗しにくいのが、中音域(ミドル)がしっかり前に出るモデルです。単音フレーズやチョーキングをしっかり歌わせたいなら、ここをしっかり確認したいですね。
代表的なペダル
- Ibanez TS9
- BOSS SD-1
Tube Screamer系はブルースロックの定番として長く使われており、特に Stevie Ray Vaughan 系の太いストラトサウンドを作りやすいです。一方でSD-1は、同じミドル重視でも少し荒さがあり、より押し出しの強いロック寄りのブルースにも合います。SD-1は約800Hz付近の中域が前に出やすく、低価格で最初の1台にも選ばれやすい定番です。
こんな人に向いています
- ストラトで音が細く感じやすい
- バンドで単音を前に出したい
- SRV系の太いブルースを目指したい
ピッキングの強弱が出やすいモデルを選ぶ
ブルースロックの気持ちよさをより強く味わいたいなら、弾き方の強弱がそのまま音に出るモデルを選ぶのがおすすめです。
代表的なペダル
- BOSS BD-2
- Bluesbreaker系
BD-2は、軽く弾けばクリーン寄り、強く弾けば自然に歪みが増えるため、ブルースロックの“歌うニュアンス”を作りやすいのが魅力です。BD-2はアンプライクでダイナミクスが出しやすく、今でも万能ODの代表格として高く評価されています。
Bluesbreaker系も同じく、原音のニュアンスを残しながら自然に押し出してくれるので、Eric Clapton 系の歌うリードや、John Mayer 系の現代ブルースが好きな人に相性がいいと思います。
こんな人に向いています
- 手元ボリュームをよく使う
- 軽いクランチ中心で弾きたい
- 弾き方で表情を作りたい
歪みすぎないモデルを選ぶ
「もっと濃いブルースロックにしたいけど、ディストーションまではいらない」そんな人におすすめなのが、歪み量を抑えて使えるモデルです。
ここで意外と相性が良いのが PROCO RAT2 です。RAT2は本来もう少し荒い歪みのイメージがありますが、Gainを低め(9〜10時)に設定すると、太く粘るブルースロックトーンがかなり作りやすいです。
特に、Gary Moore 系の泣きのソロや、Gary Clark Jr. 系の荒さを狙うなら、かなり面白いと思います。RAT系は3ノブで直感的に扱いやすく、低ゲインでは荒さを残した太いオーバードライブとしても使えますよ。
ブルースロックにおすすめの定番OD 5選
ではここからは、ブルースロック好きにおすすめの定番オーバードライブを5台紹介します。どれも素敵なペダルなので、ぜひ試してみてくださいね。
BOSS / BD-2

Clapton〜John Mayer系の王道OD
ブルースロック向けで最初に挙げたい王道が BOSS BD-2 です。BD-2の魅力は、単純な歪み量よりも、弾き方の強弱をそのまま音に変えてくれる自然さにあります。
軽く弾けばクリーン寄り、強く弾けば粘りのあるドライブへ変化しやすく、Claptonの歌うようなリードや John Mayer の現代ブルースにも非常に相性が良いです。BD-2はトランジスタ段によるアンプライクな反応が特徴で、ニュアンス重視のブルースロックと特に相性が良い定番です。
サウンドの特徴
- ニュアンスが出しやすい
- 軽いクランチが気持ちいい
- 単音の歌い方が自然
- 手元ボリュームと相性抜群
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 11,000円前後 |
| 電源 | 006P(1個)、ACアダプター(別売) |
| 消費電流 | 8mA(DC9V) |
| 端子 | 入力、出力、ACアダプター |
| 寸法 | 73(W)×59(H)×129(D)mm |
| 重量 | 360g |
こんな人に向いています
- Clapton / John Mayer系が好き
- 弾き方で表情を作りたい
- 最初の1台で失敗したくない

BOSS / BD-2 Blues Driver
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Ibanez / TS9

SRV系テキサスブルースの鉄板OD
Stevie Ray Vaughan 系の太いストラトサウンドを目指すなら、やはり Ibanez TS9 は外せません。Tube Screamer系特有の中音域の押し出し(ミッドハンプ)が強く、シングルコイルでも音が細くなりにくいのが大きな魅力です。
クリーンアンプを少し押し出すように使うだけで、テキサスブルースらしい太く前に出る音を作りやすいです。TS系はソフトクリッピング由来の自然な中域の盛り上がりが特徴で、SRV系ブルースロックの基準サウンドとして定番です。
サウンドの特徴
- ミドルが太い
- ストラトでも細くならない
- 単音が前に出る
- バンドで抜けやすい
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 10,000円~14,000円前後 |
| 発売時期 | 1982年 |
| 電源 | 電池(006P)、電源アダプター(別売) |
| 消費電流 | 6mA |
| サイズ | 15.2 x 7.6 x 10.2 cm |
| 重量 | 567.2g |
こんな人に向いています
- SRVが好き
- ストラト主体
- ミドルで押し出したい

Ibanez / TS9
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BOSS / SD-1

低価格で使いやすい万能OD
コスパを重視するなら、まず候補に入れたいのが BOSS SD-1 です。価格が手頃で3ノブ操作も分かりやすく、初心者〜中級者の最初の1台として、非常に使いやすいモペダルです。
TS系に近いミドルの押し出しを持ちながら、少しだけ荒さもあるので、ブルースロックからロック寄りまで幅広く使えます。SD-1は1981年から続く超定番で、扱いやすい操作性で現在も最初のODペダルとしてもおすすめです。
サウンドの特徴
- ミドルが出しやすい
- TS系より少し荒い
- ロック寄りにも対応
実際のサウンドとスペック
| ブランド名 | BOSS |
| 価格 | 9,900円前後 |
| 電源 | 電池(006P),電源アダプター(別売) |
| サイズ | (WxHxD):7.0 x 5.5 x 12.5 cm |
| バイパス | バッファード・バイパス |
こんな人に向いています
- 予算1万円前後
- 初心者で操作を簡単にしたい
- Jimmy Page系にもおすすめ

BOSS / SD-1
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PROCO / RAT2

荒めのブルースロック向け
「もう少し荒さや濃さが欲しい」なら、PROCO RAT2 はかなり面白い選択肢のペダルになると思います。本来はディストーション寄りのペダルですが、Gainを抑えると、太く粘るブルースロックトーンが作りやすいです。
Gary Moore の泣きや Gary Clark Jr. の少しダーティなブルースロックにもよく合います。RATはハードクリッピング由来の荒さを持ちつつ、低ゲインでは濃厚なODとしても優秀です。
サウンドの特徴
- 太く荒い
- サステインが伸びる
- 低ゲインでも使いやすい
- 3ノブで直感的
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 17,000円~20,000円前後 |
| 電源 | 9V電池、または9V DCアダプター別売 |
| 消費電流 | 12mA(DC9V) |
| サイズ | 12.2 x 11.4 x 8.4 cm |
| 重量 | 628.5グラム |
こんな人に向いています
- Gary Moore系が好き
- 荒いブルースロックが好き
- オルタナロックでも兼用したい

PROCO / RAT2
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MXR / Timmy Overdrive

アンプを活かすトランスペアレント系OD
アンプ本来の音を活かしたいなら MXR Timmy が非常に優秀です。他の4台よりも色付けが少なく、ギターとアンプのキャラクターをそのまま残したまま少しだけ押し出すような使い方が得意です。
John Mayer や Robben Ford のような、透明感のある現代ブルースロックにかなり相性が良いです。Timmyはトランスペアレント系ODの代表格として長年評価されており、アンプライクなブルースで非常に人気があります。
サウンドの特徴
- 原音を活かしやすい
- ローとハイを整えやすい
- アンプの良さを残せる
- スタックにも強い
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 24,000円〜30,000円前後 |
| 電源 | 9V AC/DCアダプター(別売り) ※電池は利用できません |
| サイズ | 45mm (W) × 92mm (D) × 55mm (H) |
こんな人に向いています
- アンプの個性を活かしたい
- John Mayer系が好き
- 透明感あるサウンド重視

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3秒でわかる比較表
| モデル | 価格の手頃さ | 音の太さ | 初心者向け度 | 向いているギタリスト | 汎用性 |
| BOSS BD-2 | ○ | ◎ | ◎ | Clapton / John Mayer | ◎ |
| Ibanez TS9 | ○ | ◎ | ○ | SRV | ◎ |
| BOSS SD-1 | ◎ | ○ | ◎ | Jimmy Page / SRV | ◎ |
| PROCO RAT2 | ○ | ◎ | ○ | Gary Moore / Gary Clark Jr. | ○ |
| MXR Timmy | △ | ○ | ○ | John Mayer / Robben Ford | ◎ |
まとめ

「ブルースロック」のおすすめオーバードライブ特集、いかがでしたでしょうか。ブルースロックは、現代のエレキギターサウンドの基本とも言えるものなので、音作りの勉強にもなります。
といはいえ、ひとくちに「ブルースロック」といっても、とても幅が広くサウンドも多種多様なので、紹介した定番ペダル以外にも、素敵なペダルはたくさんあります。ぜひ、みなさんもご自身のお気に入りを見つけてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは!
ブルースロックも幅が広いから、まずは自分のお気に入りギタリストの真似をするのも、サウンドメイクの近道かもね。オレはジョン・メイヤー好きだから早速真似してみよう!
そうなんだよね。ブルースロックに限らず好きなギタリストのサウンドを真似してみるのはとても大事だね。そこから自分の色をつけていけばいいと思うよ!