ベリンガー / FUZZ BENDERの特徴と使い方などをレビュー。60年代トーンベンダーを彷彿とさせるアナログファズ！

こんな人におすすめ

• ヴィンテージファズトーンを求めている
• コスパ重視で本格ファズを楽しみたい
• エフェクターで表現力を広げたい

こんにちは！管理人ギタリストのトーイです。

「ヴィンテージファズトーンを使ってみたいけど手が出ない」という悩み、ギタリストなら絶対ありますよね。

今回はそんなギタリストさんにおすすめの、60年代のトーンベンダーを彷彿とさせるアナログファズペダル、「ベリンガー / FUZZ BENDER」をご紹介します！「Orig」と「Mod」の切替で多彩なサウンドが楽しめ、コストパフォーマンスも抜群です！

特に『ヴィンテージファズトーンを求めている』『コスパ重視で本格ファズを楽しみたい』『エフェクターで表現力を広げたい』という方にオススメできるエフェクターだと思います。

それでは、「ベリンガー / FUZZ BENDER」のあれこれを楽しんで解説していきましょう！参考にしていただければうれしいです！

FUZZ BENDERってどんなエフェクター？

「Tone Bender」を再現した高コスパ・ファズペダル！

ベリンガー / FUZZ BENDERは、ヴィンテージファズ「Tone Bender」を再現したファズペダルです。回路にビンテージのトランジスタが使用されているらしく、まさに「伝説の音」が再現されています。

LEVELとATTACKの2つのノブに加え、「Orig」と「Mod」の切替スイッチを搭載し、クラシックなファズサウンドから、モダンなトーンまで幅広く対応しているのが大きな特徴です。

本家よりもコンパクトなサイズ感で、堅牢なメタル筐体とLEDインジケーターを備え、9V電池またはDC電源で駆動可能なので、使い勝手もよく、ライブでのパフォーマンスも安心なペダルです。

スペックや価格について

スペックや価格について

ベリンガー / FUZZ BENDERのスペックや価格の情報です（2025年4月28日現在）。

価格	12,000円前後
電源	9V DCセンターマイナス 25mA以上 (別売、電池駆動可)
バイパスモード	トゥルーバイパス

注：2025年4月28日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。

コントロール部について

LEVEL	エフェクト時の音量を調節できます
ATTACK	歪みの音量を調節できます
ORIG	オリジナルバージョンのファズサウンドになります
MOD	モディファイバージョンのファズサウンドになります

ORIGとMODバージョンのファズサウンドを楽しめる！

ベリンガー / FUZZ BENDERは、1960年代のクラシックファズ「Tone Bender」のサウンドを再現した「ORIG」モードと、現代のサウンドにも対応しやすい「MOD」モードが搭載されています。どちらも個性的なファズサウンドで、ギタリストの表現力を広げてくれますよ。

音の特徴について

ヴィンテージトーンの再現性がいい！

ベリンガー / FUZZ BENDERは、1960年代のクラシックファズ「Tone Bender」のサウンドを忠実に再現しています。「Orig」モードでは、オリジナルの温かみと厚みのあるファズトーンで、ギターのボリューム操作にも繊細に反応してくれるのが嬉しいですね。回路にビンテージのトランジスタが使用されたナチュラルな歪みが、このファズの一番の魅力ですね。

「Mod」モードでモダンなサウンドバリエーション

ベリンガー / FUZZ BENDERは、「Mod」モードでは、ミッドレンジが強調された、現代的なファズサウンドが作れるというのも大きな特徴です。「Orig」との切替により、1台で異なるキャラクターのファズトーンを楽しめるので、様々な音楽ジャンルやプレイスタイルに対応でき、ギタリストの表現力を広げてくれますよ。

実際の演奏動画

ノイズや音痩せについて

ノイズについて

ベリンガー / FUZZ BENDERは、LEVELを上げていくと、ヴィンテージファズ特有のノイズが感じられることがあり、設定や接続方法よってはノイズが強調されることもあります。ただ、個人的には許容範囲内ですね。

音痩せについて

ベリンガー / FUZZ BENDERは、トゥルーバイパス仕様で設計されており、ギター本来の音質を損なうことなく演奏できます。音痩せの心配は少なく、原音のニュアンスを保ちながらファズサウンドを加えることが可能です。ギターのボリューム操作にも敏感に反応してくれるので、クリーントーンからクランチ、ファズまで幅広い表現が可能ですよ。

FUZZ BENDERの良い点、気になる点

ここまでベリンガー / FUZZ BENDERのスペックや特徴などをご紹介してきましたが、僕が実際に感じた、良い点といくつか気になる点があるので、わかりやすく表にして比較してみますね。

良い点：高コスパでヴィンテージファズを楽しめる！

ベリンガー / FUZZ BENDERは、1960年代のクラシックファズ「TONE BENDER」のサウンドを忠実に再現していて、温かみのあるオーガニックなファズトーンが、約1万円という手頃な価格で入手できるというのが、やはりいちばんの魅力ですね。

また、ギターのボリューム操作に敏感に反応し、クリーントーンからクランチ、ファズまで多彩な表現が可能な点も、表現力を重視したいギタリストさんにもオススメできる点ですね。

気になる点：MODモードは好き嫌いが分かれるかも

ベリンガー / FUZZ BENDERのMODモードは、ワウペダルの半踏みのようなこもった音色になるのですが、これは好き嫌いが分かれるみたいです（個人的には好きなのですが）。また、オリジナルのトーンベンダーに比べると小さいとはいえ、一般的なコンパクトエフェクターよりは、筐体サイズがやや大きめであるため、ペダルボードのスペースに制約がある場合は配置に注意が必要です。

まとめ：FUZZ BENDERはこんな人にオススメ！

ベリンガー / FUZZ BENDERは、こんな人にオススメのエフェクターだと感じました。ぜひ参考にしてみてください。

ベリンガー / FUZZ BENDERは、見た目もサウンドもオリジナルの「トーンベンダー」を踏襲した高コスパのファズペダルです。ファズを初めて使ってみたいという方から「ファズ沼」にハマってしまった上級者さんまで、おすすめしたいペダルです！

最後までお読みいただきありがとうございました！皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは！