こんな人に向いています
- オルタナ / グランジのサウンドが好き
- 定番のファズを知りたい
- 好きなギタリストのサウンドを真似したい
グランジっぽい音を出したいんだけど、ファズって種類が多くて迷うんだよね…。初心者にも使いやすいおすすめペダルが知りたいなあ。
了解!それじゃあ今回は、荒々しさと轟音歪みサウンドの要「ファズ」をオルタナティブ / グランジのギターサウンドにフォーカスして紹介するよ!
オルタナ / グランジの魅力は、少し荒く、不安定で、それでも感情が前に出てくるような「人間っぽい音」にあります。特にギターでは、厚みのある歪みや暴れるようなサウンドが印象的ですよね。
ニルヴァーナの荒々しいギター、スマッシング・パンプキンズの壁のような轟音、ダイナソーJr.の抜ける爆音リードなど、「ただ歪ませるだけでは出せない音」に憧れる方も多いと思います。
そこで気になるのが「ファズ」ですが、実際に選ぼうとすると「普通のディストーションと何が違うの?」「音が潰れすぎない?」「初心者でも扱える?」と迷いやすいペダルでもあります。
特にオルタナ系のファズは、モデルごとに音のキャラクター差がかなり大きいです。そのため「有名だから選ぶ」よりも、「どのプレイヤーの音に近づきたいか」で選ぶのがおすすめです。
この記事では、初心者〜中級者でも扱いやすく、オルタナ / グランジ系サウンドと相性の良い「ファズ」を、特徴ごとに整理して紹介していきます。代表的なアーティストも紹介していくので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは楽しんで紹介していきましょう!
オルタナ / グランジとは?特徴とサウンドの魅力

オルタナ / グランジ系のギターサウンドは、一般的なロックよりも「粗さや感情の揺れ」を前に出した音作りが特徴です。
歪みは深めですが、メタルのように整いすぎず、少し潰れたような質感やザラつきのあるサウンドがよく使われます。低音が太めで、中域に存在感があるサウンドも多く、バンド全体で押し出すような迫力があるのが特徴です。
演奏スタイルは、シンプルなコードストロークやパワーコード中心のリフが多めです。一方で、ノイズ感やフィードバックを「表現の一部」として使う場面も多く、完璧に整った演奏よりも、感情が伝わる勢いを重視する傾向があります。
音作りでは、「歪ませすぎない」ことも意外と重要です。ファズやディストーションを深くかけても、ギター本体の輪郭が少し残るくらいに調整すると、オルタナらしい抜け感が作りやすいです。
オルタナ / グランジの代表的アーティスト / ギタリスト
オルタナ / グランジのギターを語るうえで、まず押さえたい代表格はこの5人です。いずれも自分のプレイスタイルを明確に持ったアーティストです。
カート・コバーン(Nirvana)
ニルヴァーナの中心人物として、グランジを世界的に広めた代表的ギタリストです。激しく歪ませたサウンドの中にも、どこか切なさのあるコード感が特徴で、ファズやディストーションを使った荒々しい音作りは現在でも大きな影響を与えています。
ビリー・コーガン(The Smashing Pumpkins)
分厚く重なる「壁のようなギターサウンド」で知られるプレイヤーです。ファズを重ねた轟音サウンドと、繊細なアルペジオを行き来する音作りが特徴で、オルタナ系ファズ選びの基準として名前が挙がることも多いです。
J・マスシス(Dinosaur Jr.)
爆音ファズと伸びのあるギターソロで知られるオルタナ界の重要人物です。太く荒れた音ながら、どこかメロディアスなニュアンスもあり、「ファズ=潰れるだけ」というイメージを変えてくれる存在として人気があります。
キム・テイル(Soundgarden)
重くダークなリフと独特の不協和感を活かしたギタープレイが特徴です。グランジらしい低音感に加え、少しクセのある響きを取り入れた音作りは、現代のストーナー系・オルタナ系にも大きな影響を与えています。
サーストン・ムーア(Sonic Youth)
ノイズやフィードバックを“表現”として取り入れた、実験的なギタースタイルで知られています。一般的なロックギターとは違う、不安定で浮遊感のあるサウンドは、オルタナティブロックの幅を大きく広げた存在です。
オルタナ / グランジ向けファズの選び方

オルタナ / グランジ向けのファズ選びでは、「どれだけ激しく歪むか」だけでなく、音の荒れ方やコードを弾いた時のまとまり方が重要になります。単音の抜けよりも、コードを鳴らした時の空気感や圧力感がサウンドの印象を大きく左右します。
音作りでは、低音が出すぎてモコモコしすぎないことも大切です。ファズは機種によって低域が膨らみやすいため、バンドで使う場合は中域がしっかり出るモデルの方が扱いやすいです。
さらに、ピッキングへの反応が自然な「レスポンス」も重要です。強く弾いた時に暴れる感じや、弱く弾いた時のニュアンスが残るモデルは、オルタナらしい感情表現を作りやすいです。
また、歪み量(ゲイン)は「最大値」よりも、少し下げた時に気持ちよく鳴るかが意外と大切です。常に全開で使うより、ギター側のボリュームと組み合わせて表情を変えられるペダルの方が、扱いやすいと思います。
重要な音の要素①|中域の存在感
オルタナ / グランジ系では、ギター単体の気持ちよさよりも、「バンドの中で埋もれにくいか」が重要です。そのため、低音だけが強いファズよりも、中域に存在感があるモデルの方が扱いやすいです。
特にパワーコード中心で弾く場合、中域が不足すると音が広がるだけで輪郭が見えにくくなります。「轟音だけどギターが聴こえる」バランスを作りやすいペダルを選ぶと、初心者でも音作りしやすいです。
重要な音の要素②|潰れすぎない歪み感
グランジ系サウンドでは荒さも魅力ですが、潰れすぎるとコード感が消えてしまい、演奏がぼやけやすくなります。そのため、「ファズらしい暴れ感とコードの分離感」のバランスが重要です。
特に初心者の場合、極端に暴れるヴィンテージ系よりも、現代的に扱いやすく調整されたモデルの方がおすすめです。アルペジオからパワーコードまで使えるタイプは、オルタナ系全般で使いやすいです。
重要な音の要素③|ギター側への反応の良さ
オルタナ / グランジでは、足元だけで音を完結させるよりも、ギター側のボリューム操作や弾き方で表情を変えるスタイルがよく使われます。そのため、ギター側への反応の良さはかなり重要なポイントです。
例えば、ボリュームを少し下げた時に歪みが抑えられペダルは、クリーン寄り〜轟音まで幅広く対応することができます。「常に同じ潰れ方をするファズ」よりも、演奏ニュアンスに反応するモデルの方がおすすめです。
オルタナ / グランジにおすすめのファズ5選
ではここからは、オルタナ / グランジ好きにおすすめの定番ファズを5台紹介します。どれも素敵なペダルなので、ぜひ試してみてくださいね。
Electro-Harmonix / Big Muff Pi

グランジ〜オルタナ系ファズの定番
Electro-Harmonix / Big Muff Piは、グランジ〜オルタナ系ファズの定番として名前が挙がることが多いペダルです。太く滑らかな歪みと、壁のように広がるサウンドが特徴で、轟音系オルタナとの相性が良いです。
コードを大きく鳴らした時の迫力を重視したい方や、ビリー・コーガンやJ・マスシス系の厚みある音が好きな方にもおすすめです。
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 15,000円前後 |
| 電源 | 9V電池、ACアダプター |
| 端子 | 入力、出力、ACアダプター |
| 寸法 | 139mm(W) x 173mm(D) x 73mm(H) |
| 重量 | 700g |

BIG MUFF Pi ビッグマフ
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Electro-Harmonix / Op-Amp Big Muff

輪郭感が強くザラついた歪みが特徴のファズ
Electro-Harmonix / Op-Amp Big Muffは、通常のBig Muffより輪郭感が強く、ザラついた歪みが特徴のファズです。
低音が暴れすぎにくく、パワーコード中心でも抜けがいいので、グランジ初心者にも扱いやすいです。ニルヴァーナ系サウンドが好きな方や、少し荒れた質感のファズを探している方におすすめです。
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 14,000円前後 |
| 発売時期 | 2017年 |
| 電源 | DC 9V=乾電池 006P型(9V)×1、ACアダプター(別売) |
| サイズ | 70(W)×54(H)×115(D)mm |
| 重量 | 240g |

OP-AMP BIG MUFF
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Z.VEX / Fuzz Factory

不安定で暴れるような唯一無二のファズ
Z.VEX Fuzz Factoryは、不安定で暴れるようなファズサウンドが特徴の個性派モデルです。発振気味のノイズ感や予測しにくい反応も含めて“表現”として使えるため、ノイズロックや実験的オルタナとの相性が良いです。
一般的な扱いやすさより、“唯一無二の空気感”を重視したい方に向いています。Sonic Youth系のノイズ感が好きな方にも人気があるペダルです。
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 約30,000円〜35,000円前後 |
| 電源 | 1 9V形 電池(付属)、ACアダプター(別売) |

ZVEX / Vexter Fuzz Factory
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EarthQuaker / Devices Hoof

幅広く対応できるヴィンテージ系ファズ
EarthQuaker / Devices Hoofは、Big Muff系をベースにしながら、中域の存在感を調整しやすくした扱いやすいファズです。深く歪ませてもギターの輪郭が残りやすく、オルタナ系のコードプレイとも合わせやすいです。
ヴィンテージ系ファズは扱いづらそう…と感じる初心者にもおすすめです。現代オルタナ〜ポストロック系まで幅広く対応できるペダルです。
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 33,000円前後 |
| 寸法 | 121 × 64 × 57 mm |
| 消費電流 | 15mA |

Devices Hoof
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JHS Pedals / Muffuletta

複数のBig Muff系サウンドを切り替えられる多機能ファズ
JHS Pedals / Muffulettaは、複数のBig Muff系サウンドを切り替えられる多機能ファズです。グランジ系の太い轟音から、少し抜け感のあるオルタナ系サウンドまで幅広く対応でき、「まずBig Muff系を試してみたい」という方にも向いています。
Smashing Pumpkins系の厚い歪みから、00年代オルタナ系まで幅広く楽しみたい方におすすめです。
実際のサウンドとスペック
| 価格 | 40,000円前後 |
| 電源 | 9V DC(センターマイナス) |
| 消費電流 | 4mA |

Muffuletta
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3秒でわかる比較表
| モデル | 価格 | 音の特徴 | 初心者向け度 | 向いているプレイヤー | 汎用性 |
| Electro-Harmonix Big Muff Pi | 15,000円前後 | 太く滑らかな轟音系ファズ | ★★★★☆ | ビリー・コーガン J・マスシス | ★★★★☆ |
| Electro-Harmonix Op-Amp Big Muff | 14,000円前後 | ザラつきと輪郭感が強め | ★★★★★ | スマッシング・パンプキンズ系 | ★★★★☆ |
| Z.VEX Fuzz Factory | 30,000円前後 | 暴れる発振系ファズ | ★★☆☆☆ | サーストン・ムーア系 | ★★★☆☆ |
| EarthQuaker Devices Hoof | 30,000円前後 | 中域が扱いやすいモダン系 | ★★★★☆ | 現代オルタナ系プレイヤー | ★★★★★ |
| JHS Pedals Muffuletta | 40,000円前後 | 複数のBig Muff系を切替可能 | ★★★★☆ | 90年代オルタナ全般 | ★★★★★ |
まとめ

ここまでオルタナティブ / グランジ向けのファズについて、特徴・サウンド・代表的アーティストを中心に見てきました。いかがだったでしょうか。
オルタナティブ / グランジ向けのファズは、単純な“歪み量”だけでなく、「どんな荒さが欲しいか」「どのプレイヤーの音に近づきたいか」で選ぶと失敗しにくいのでおすすめです。
まずは好きなバンドやギタリストを基準に、自分が気持ちいいと思える“暴れ方”を探してみると、ファズ選びがもっと楽しくなりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました!皆さんのギターライフの参考になればうれしいです。それでは!
まずは自分のお気に入りギタリストの真似をするのも、サウンドメイクの近道かもね。オレはカート・コバーンが好きだから早速真似してみよう!
そうなんだよね。好きなギタリストのサウンドを真似してみるのはとても大事だね。そこから自分の色をつけて自分だけのサウンドを作っていこう!